バイオマス利用による環境・社会への影響

このページではバイオマスが与える社会、環境への影響について説明します。

1.社会全体への影響

バイオマス利用は地球の環境保全に大きな影響を与えます。具体的には、バイオマス利用により化石燃料の使用を減らすことで二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化の進行を緩やかにすることが挙げられます。また、有限な化石資源の代替として再生可能な資源を活用することで、将来的な資源の枯渇への備えにもなります。

2.地域での経済の活性化

バイオマスを地域内で生産・消費することで地域経済への直接的な貢献が生まれます。具体的には、バイオマス利用によって地域の農業・林業の、廃棄物の分野で従事者が増え、活発になることで新たな雇用が創出されます。それによって地域内でお金やものが循環する仕組みができ、経済活動が盛んになります。(下図1)

3.バイオマス発電の数値による新規雇用創出効果について

バイオマス発電事業の実施によって、実際にどのような場所で新規雇用者が見込まれるのか、ということを調べました。農林水産省のバイオマス産業都市構想を実現すると、地球温暖化の防止やエネルギーの創出だけでなく、新たな雇用創出による経済効果など、様々な地域波及効果があることがわかりました。(下図) これらのことからバイオマス発電には、「単にエネルギーを創出する」ということだけでなく、地域活性化という新たな面もあることがわかります。

出所)農林水産省「水産廃棄物のバイオマス資源としての可能性」

4.地域の結束力の向上

バイオマス利用の際には複数の関係者が協力して事業を推進することが必要であり、それによって地域内の人的ネットワークの形成や強化、拡大を促します。この人的ネットワークはバイオマス利用事業自体の拡大を後押しするだけでなく、新たな関連事業やサービスの創出にもつながります。これにより、地域の人々が協力し、結束力や連帯感の高まりも期待できます。(下図2)

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