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 失敗を恐れず、スーパーハイキー
 
 
 まず、ハイキーとは明るい写真にしたいときや、優しい雰囲気を出したいときに使う技法のことです。この技法を使うことによってゆるさを表現したり、あたたかい写真にすることができます。やわらかいものや美しいもの、白っぽいものを撮りたいときに向いています。おもに露出補正機能を使うことによって明るくて優しいハイキーな写真を撮ることができます。しかし、撮りたい写真の部分がハイライトであった場合ハイキーにしてしまうと明るくなりすぎてしまって大事な部分が白くなってしまう時があるので、ハイキーを撮るときには被写体が白くならないかどうか気を付けて撮影して下さい。
 
 そして、そのハイキーをさらに強めたのがスーパーハイキーです。カメラの設定をミスしたかのような写真ですが、この方法を使うと絵画のような柔らかい表現をすることが出来ます。ですので、スーパーハイキーというのはわざと失敗を再現しようとする手法なのです。荒技ではありますが、これだけで、表現の幅が広がります。
 
 やり方は簡単で、露出補正機能を使って過度にプラスするだけです。わざと失敗しようとすると案外ためらってしまうものですが、この場合はやりすぎなくらいがちょうどいいです。この手法をするには思い切りの良さも必要です。 スーパーハイキーをするときは、ホワイトバランスは自然な色にするよりも、くもりなどの赤い色か、逆に電球などの青い色にすると、よりスーパーハイキーの独特な世界観が強くなります。また、このスーパーハイキーは激しい明暗差があるのが条件となってきます。ですので、暗い部分に見せたいものがあると良いです。明暗差がないとただの失敗した写真に見えてしまうので気を付けてください。
 
 かなり大胆な表現なのでどんな被写体にあうのか予測しにくいです。いろいろな被写体に試すと予想もしなかった写真を撮ることが出来るかもしれません。
 
               
   
     
   
       
   
   
   
   
   
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