葉っぱは重要なわき役に! |
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前ぼけの応用に葉っぱイルミネーションがあります。被写体の前に葉っぱを持ってくるだけで、キラキラ輝いて、ゴージャスになります。葉っぱイルミネーションは明るいほうがきれいに見えるので、ハイキーと組み合わせるとより優しく、ゆるい感じになります。この方法の最大のポイントは太陽の光を受け輝く葉っぱを見つけることが出来るかどうかです。さらに、メインとなる被写体と葉っぱがある程度離れているとなおのこと良いです。
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葉っぱイルミネーションの撮り方は、絞りを開放にして、前後に移動して葉っぱとの距離を変えながらきれいにボケる位置を見つけ出し、撮影するだけです。前ぼけと同じ要領で撮ればいいので特別な方法もいらずにキラキラとした光を出すことができ、簡単です。前ぼけさせる葉っぱがレンズに近いほど光の一つ一つが大きくなりぼやけて見えます。逆にレンズと葉っぱの距離が遠ければ遠いほど、光が小さくくっきりとしたぼけになります。その時に輝かせる葉っぱは、山茶花や椿のような固い葉っぱの方がいいです。なぜなら、固いほうが太陽に反射してキラキラとした光をたくさん作ってくれるからです。この花は街中や植え込みでもよく見かけるので、どこでもイルミネーションのようなキラキラ感を出すことが出来ます。
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葉っぱイルミネーションを撮るときのコツはホワイトバランスを赤っぽい色にすることです。もともとこの手法はハイキーが似合うのでハイキーとも相性の良いくもりや日陰はぴったりで、温かい感じになります。しかし、イルミネーションに見立てているので無機物さや電気をイメージさせるよな青っぽいホワイトバランスでも幻想的な雰囲気になります。レンズは望遠レンズの方がぼけやすいので撮影しやすいですが、ほかのレンズでも撮ることが出来るので、固い葉っぱを見つけたら果敢に挑戦してみましょう。 |
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