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 ぶつ撮りも、コツをつかめば魅力アップ!
 
 
 物撮りとは、室内でライティングなどをして、小物などを撮影することを言います。物撮りをする時に写真の印象を決定するものは光と、背景の雰囲気です。たとえ同じものを撮影しても、背景の色やその雰囲気で、被写体の印象もがらりと変わります。また、そんな背景だからこそ、被写体の雰囲気に合ったものを選ぶと、より被写体の良さがひきたちます。背景と同じく、光にもこだわって撮影するとよいです。たとえば、小さな花や、かわいらしい印象のものを柔らかい光で撮影することでさらに、柔らかい印象の写真になります。また、メガネやなどのシャープなものは、強めの光を使ったり、ローキーな雰囲気にするために露出補正をマイナスにすると雰囲気がより際立った写真になると思います。
 
 また、物撮りをする時にやってみたいのは、小さなものを大きく撮って目立たせることです。物撮りをするときに、背景も入れて雰囲気をさらに出すことは大切ですが、被写体だけにクローズアップすることでそのものの良さや意味がより伝わりやすくなることがあります。例えば、角度をつけて撮ってみたり、指輪など、被写体の中でも主役があるものがあれば、そこを切り取って撮るのも一つの手だと思います。また、被写体だけを撮るのではなく、他のもので被写体の雰囲気を際立たせることも可能です。例えば喫茶店などで砂糖が入っている容器を撮る場合、店の様子を背景にするのもいいですが、近くにあるペーパーや、つまようじなどを一緒に写すことで、より喫茶店の雰囲気が伝わります。このように、1つの被写体だけを撮り、背景などで雰囲気を付け足す場合と、被写体と雰囲気が同じものなどを脇役におくことで雰囲気を付け足す方法があります。
 
               
   
     
   
       
   
   
   
   
   
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