悪天候を利用した撮影方法 |
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暗い場面を明るくしてくれるフラッシュですが、このフラッシュを使うとロマンチックな写真にすることが出来ます。やり方は簡単で、雨や雪が沢山降っているときにフラッシュを光らせながら撮るだけです。そうすると目にもとまらぬ速さで降っている雨や雪がフラッシュが当たった瞬間だけ写し止められ、星やイルミネーションのように写真をゴージャスにしてくれます。
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この方法はかなり土砂降りだったり、大雪でないときれいに写りません。雨や雪が激しく降っていたらシャッターチャンスです。その時に写真を撮ることに夢中になりすぎてカメラが濡れているのにも気づかず、ふと見た時にはカメラが壊れていた、ということが無いように注意してください。
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フラッシュ止めのやり方は、フラッシュを使いながら撮影するだけなので簡単です。ですので、撮り方が一つしかないのかと思うかもしれませんが、フラッシュを向ける方向で写る雨や雪の量が変わります。例えばフラッシュを正面に向けると外面全体に雨や雪が写り、たくさん降っているようにみえます。しかし、フラッシュを上に向けて撮影すると、上の方に雨や雪が写るので、まるで今降り出したような情景になります。内臓フラッシュを使う場合でも、発光部の下半分をふさぐことで、同様の調節をすることが出来ます。
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この手法のコツは、光の強さと方向をコントロールして、写しこむ粒の量を調節することです。少し変えるだけでも印象が大分変るのでいろいろ試してみるといいでしょう。ホワイトバランスは自然な色か、青っぽいほうがいいです。雨や雪の場合は基本的に曇っているので自然と青っぽくなります。その時間ならではの青さをそのまま出しましょう。また、画面全体に被写体を写すよりも雨や雪が入るように空の方の空間を少し開けておいた方がロマンチックです。 |
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