まずこの章の根幹を担う画素について紹介していきます。画素とは、光の三原色である赤(Red),緑(Green),青(Blue)の3つの部分がまとめられたものであり、画像の最小単位でもあります。
つまり画像を細かく細かく分割していった結果、これ以上細かくできない最終地点が画素なのです。また画素はピクセル(pixel)という別名でよばれることもあります。
画素の簡単な紹介の後は解像度について解説したいと思います!
画素の細やかさのことを解像度といい、この解像度が高いほど滑らかで見やすい画像になります。
また、解像度の単位は一般的に幅1インチ(約2.54cm)あたりに並ぶ点の個数であるピクセル毎インチ(ppi : pixel per inch)が用いられます。画像ファイルやディスプレイなどの解像度は、横の画素数×縦の画素数で表し、デジタルカメラなどの解像度は総画素数で表します。
解像度の高い低いというのを数字で例を挙げると、144ピクセルの画像よりも1080ピクセルの画像の方が見やすいということです。
解像度が高い画像
解像度が低い画像
光の明るさが変化する段階数を階調といいます。ディスプレイの明るさはR,G,Bそれぞれ0~255までの256段階で変化できるとすると、R,G,Bそれぞれ8ビットずつ、1画素だと8+8+8の合計24ビットの明るさのデータを割り当てる必要があります。
つまり、2⁸×2⁸×2⁸=2²⁴=1667万7126色まで表現できます。このような画像のことを24ビットフルカラーといいます。
右になるにつれてだんだん明るくなっている