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古民家再生


古民家 の古い部材や構造を活かし、現代の暮らしに適応した住まいに生まれ変わらせることで、
そこの地域に住んでいる方にとって歴史や思い出を受け継がれること
になります。
また、古民家を再利用することによって地球環境負荷の軽減に貢献したり、
企業とタッグを組み、古民家の宿泊施設も生まれて大人気の宿泊地ともなっています。
古民家のメリットとして、夏は涼しく、広々とした間取り、都会の人混みなどを全く感じず
過ごせるなど、古民家でしか味わうことのできないのも魅力となっています。

古民家再生 大三川邸の取材は こちら



農地再生




農業の後継者不足や、高齢化問題などから農業を行われている方が年々と減少しています。
当然ながら耕作者が減ると、耕作放棄地が増加していきます。
雑草や増え、管理が行き届かなくなり、どんどん土地は荒廃して、人の目に触れにくい場所だと思われると、
不法投棄のターゲットになってしまうリスクもでてきます。
日本の食料自給率を上げ、農業を持続可能なものとするために、荒廃農地を引き受けて作物生産を再開する農業者や
農地中間管理機構等が行う再生作業や土づくり、作付・加工・販売の試行等の取り組みに対して、
農林水産省は荒廃農地等利活用促進交付金制度を設け、荒廃農地の再生を支援しています。

交付される金額は、対象となる事業によって異なるため、自治体の担当窓口に相談をして自身の最適な支援を
受けられれるように手続きが必要になりますが、企業の参入及び、福祉施設、地域おこし協力隊等での活動でも
農地再生の取り組みを取り入れられています。




地産地消


「地域生産-地域消費」の略語で、地域でとれた農林水産物はなるべく地域で消費しようという意味になります。
食料自給率が年々低くなっている日本だからこそ、身近な場所から新鮮な農産物を得ることができる農林水産物を
大切にしていき、生産と消費の関わりを大切にし、理解を深めることにより地域農業の活性化にも繋がっていきます。


米農家の方のインタビューは こちら
野菜農家の方のインタビューは こちら




関係人口を増やす


関係人口とは、移住した方でもなく、観光客の方でもない、地域と多様に関わる人々のこ とを指します。
仕事でよく訪れる方、短期間ではあるけど地域に滞在されている方、
親族が住んでいる方、なんらかの理由で継続的または複数回訪れたことがある方を
地域に関わりが強い方と位置づけ、
将来的に定住化に繋がるのではないかという心の機微 も合わせて区分されています。
まずは、地域をサポートしたいという想いを持っている関係者を
増やし、それぞれの地域で不足している人材を補填することも地域活性化に繋がっていきます。

結婚・出産・子育て支援




結婚や出産、子育ての中で住む環境によって生活が大幅に変化します。
地方で移住するメリットとして、住宅の固定費が抑えられ、都会と比べて大きな家で暮らせたり、
伸び伸びと暮らすことが可能
です。
また自然が豊かな場所で子育てできる、保育園などの待機児童が少ない、地域のコミュニティが深く、
子育てするには安心してできる環境にあります。
地域によって様々ですが、こども医療費助成制度が充実し、高校生まで医療費無償化や
共働きでも子育てがしやすい病児保育、子育て世代の住宅支援として100万円の助成金が出たり、
各自治体によって子育て世代に住みやすい環境づくりを行っています。
しかしデメリットとしは、病院が遠い、学校や習い事が少ない、アミューズメント施設がないなど、
いろいろな面で選択肢が限られてきて不自由さを感じる面もあります。
また、都会と比べて交通の便が悪く、場所によっては車は必須になります。



イベントを大切にする



地域を活性化するには、
その地域にあるイベントを大切にしていく活動も地域活性化に繋がります。
イベントはたくさんの方を集め、その地域に人の流れを生み出します。

観光客や関係人口を増やしていくようなイベント・施策を行っていくことも大事になってきます。
昨今新型コロナウィルスの影響で、お祭りの中止や延期などが相次いでおりましたが、少しづつ
イベントも回復しつつあります。

イベントの木はこちら
地域のイベントを大切にする地域密着型歌手の取材はこちら


SNSで発信



現在、インターネットは誰もが手軽に見ることができ、特にSNSは一番手軽な情報発信ツールと言えます。
SNSの大きな特徴として、情報の拡散性がとても高く、たくさんの方に見てもらえることで
地方自治体を知ってもらうことや、観光客・移住者の増加が期待できる最適なツールになっております。

実際に市長や地域おこし協力隊をはじめ、そこに住んでいる方々の動画配信によって、
観光客や移住者の増加に繋がります。


地方大学交付金東京圏の大学のサテライトキャンパス


東京の大学数に比べ、地方の大学や教育機関は圧倒的に少なく、大学進学を機に地方から離れて
しまう方も少なくはありません。
そのため、若者の高等教育への機会均等や地域社会の人材育成のために学部や研究所を
東京圏から離れた地方に設置する事例や、基礎. 教育を恵まれた環境下で行う事例などの
「サテライトキャンパス」の取り組みが行われています。
この取り組みを行うことで、地方に若者が集まり、将来的に就業や定住の可能性も出てきます。
更に大学によっては地域創生学が学べる学部も年々増えてきており、関心や重要度が高まっていると言えます。


観光スポット



観光客を多く呼び込むことができれば、地域に人の流れを作り、自治体は税収増加が見込めます。
観光客が増えることにより、消費税・宿泊税や、観光地で働く人々からの所得税などの増加されます。
また、交通インフラの改善が進められます。

現在道の駅は全国で1209駅(2023年8月現在)ありますが、地元の食材を買い求める方や休憩処
として人の流れを生み出す経済効果や地域振興の効果も期待されます。

テレワーク導入



地方の人口減少や東京圏の一極集中といった課題を解決するために、テレワークを導入されている企業も
増えてきました。 東京圏内に住んでいなくても通勤が無いため、地方で働くことが可能になります。
社員も子育てや介護等を両立し、ワークライフバランスを保ちながら働くことができること、
また、昨今の新型コロナウィルス感染拡大がきっかけでたくさんの企業がテレワークを導入されました。
現代の働き方改革には、テレワークはとても大切な事業の一環でもあります。



企業の移転



地方進出をすることにより、企業は起業コストを抑えられたり、地域に住んでいる人を従業員として雇い入れることが
新しい場所での雇用を生み社会貢献にも繋がっていきます。

個人単位で見ても自然豊かな環境で仕事ができるという魅力や、通勤などでのストレスが解消され、
仕事に集中することができるいうメリットもあります。



企業支援金



地方創生を目的とした事業です。
地方の活性化のため、新たに企業等をする方を対象に伴走支援と事業費への助成(最大200万円) を行っています。
都道府県が選定する執行団体が、起業等に必要な経費の2分の1に相当する額を交付します。

【対象者】
新たに起業する場合(下記全てを満たすことが必要)
東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)以外、道府県又は東京圏内の
条件不利地域(過疎地域とみなされる区域、振興山村、離島振興対策実施地域、
半島振興対策 実施地域など)において社会的事業の起業を行うこと。
国の交付決定日以降、補助事業期間完了日までに、個人開業届又は法人の設立を行うこと。
起業地の都道府県内に居住、居住予定である。



移住支援金


東京23区に通勤や居住(条件不利地域以外)のある方対象
(移住直前の10年間で通算5年以上、直近で1年以上を東京23区に通勤や居住(条件不利地域以外)と対象とする)
最大100万円(※単身の場合は最大60万円)
東京23区の大学に通学し、東京圏(条件不利地域を除く)に在住して、卒業後東京23区の企業に就職した
者については、通学期間も対象となります。
移住支援金の申請が転入後、3ケ月以上1年以内に申請後、継続して移住先に居住する意思があること


◎実施期間、支給額等の制度の詳細は、各自治体によって異なりますので、事業を実施する都道府県・市町村が
公表する情報をご確認ください。


ふるさと納税



多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な
住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、
そこで納税を行っています。
その結果、人口の多い地域の自治体は税収を多く得ることができますが、
自分が生まれ育った故郷のふるさとの自治体には税収が入りません。
ふるさと納税は、生まれ育った故郷や、応援したい故郷に納税できる制度です。
給与所得者の場合は年収をもとにして控除上限額が算出されます。
原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象になります。
寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。



地域おこし協力隊


都市地域から過疎地域等に住民票を異動します。
古民家再生や農地再生、地産品の開発・販売・PR、農林水産業への従事、
住民支援などを行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組み
です。
任期はおおむね1年から3年です。

JOIN 一般社会法人 移住・交流推進機構  https://www.iju-join.jp/

地域おこし協力隊の取材はこちら





【利用・引用情報】JOIN 一般社会法人 移住・交流推進機構
【許可の取得方法】メールで直接許可をいただきました。

ふるさと回帰支援センター

~各地域の移住のご相談はふるさと回帰支援センターへ~

地方移住に関するパンフレットや資料を常設
地方暮らしの情報を提供するとともに、相談員の方に相談可能です。

ふるさと回帰支援センター公式HP:https://www.furusatokaiki.net/




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【利用・引用情報】ふるさと回帰支援センター
【許可の取得方法】メールで直接許可をいただきました。


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