基幹的農業従事者とは、普段自営農業に従事している方を指します。現在122.6万人が農業に従事されていますが,
年々減少傾向にあります。
減少傾向の理由として、農家の平均年齢が現在68.4歳で
年齢と共に農家をリタイアされる方が多い傾向にあります。
農業の機械化や生産技術の向上などによって農作業にかかる時間が減りましたが
その一方で、
大区画化や大型機械の導入などが難しく、効率化されないため、地域農業の
担い手が育たない状況にあります。
若い世代は都市部へ出てしまい、高齢化が進んでいます。
食料自給率とは、消費した食料に対してどのくらい国内産で賄えているかどうかを表す
指標となります。1日、1人あたりのの摂取カロリーのうち、国産品が占める割合を計算したものが
カロリーベース、これは人間が生きていくために欠かすことのできない「カロリー」のものさしに
なります。また、経済的価値に着目して、国民に供給される食料の生産額(食料の国内消費仕向額)
に対する国内生産の割合を計算したものが生産額ベースと呼ばれ、「金額」をものさしと
しています。
グラフを見てわかるように、年々カロリーベースも生産額ベースも減少傾向に
あります。
海外のトップ3の国と比べると低い水準にあり、輸入を約6割近く頼っている状況となります。
渥美半島とまとランド 小川浩康様より
農カードプロジェクトを始められたきっかけをお伺いしました!!
農業をもっと盛り上げたいけど、何をやっていいかわからない、
そんな時、テレビで見た青森県の漁師カードを参考に農業カードを
作ったら面白いのではないかとツイッターでつぶやいたのがきっかけで、
プロジェクトがはじまりました。
もともとツイッターでつながっていた農家のお二人と、実はリアルでお会いしたことが
ないのですが、
全部スマートフォンでのやりとりやzoomでオンライン会議をしながら農カードが完成しました。
このプロジェクトをやってみてどうだったかというと、農家の反応がすごくよかったです。
ツイッターやインスタグラムのみの募集だったので、特に20代~30代くらいの方が多く、
このカードを通じて、全国の同世代の人達が頑張っているというのがモチベーションや
励みになっていると聞きます。
自分の顔や育てた野菜、畑の写真がカードになって全国の消費者様に野菜と届く、
自分達がカードになり集められるのはとても夢みたいな話で、これを見た消費者様が
「あっ、こんなところで作られているんだ!」とか「カードを集めると楽しい!」と
思ってもらえるとうれしいです。
また、消費者様と生産者が身近に感じ、食に対しての向き合い方が変わって
くれたらいいなと思っています。
渥美半島とまとランド公式HPはこちら
食べチョク
全国の農家や漁師から“チョク”でお届け
こだわり食材やお花のオンライン直売所
生産者直送のため、新鮮な野菜や魚、
お花などが届きます。
生産者の方とメッセージのやりとりもできます。