地震の原因について
地震とは地下の岩盤が破壊され、ずれ動いて起こる現象です。
破壊といっても、粉砕したり、曲がったり、ゆっくり壊れていったりと、いろいろな破壊があります。
岩石は非常に硬く、簡単には形は変わったりしません。
しかし、一定の力以上の圧力が加わると、突然破壊します。
地下の岩盤にも圧力がかっています。
この圧力を長時間受け続けると、しだいにひずみが生まれます。
そしてその圧力に耐えられなくなり、限界を超えると、岩盤は破壊します。
この破壊によってエネルギーが一気に出て地震が起きるのです!
この時地震波も起こり、波が地表まで届くとゆれを感じたりします。
通常の地震は、新たに断層が生じること、 あるいはもともとある断層が動くことが原因であると考えられています。
大きな地震では震源に近い別の断層が同時に動くこともあるのです。
火山活動と一緒におこる地震には断層と関係が無いものも多く、
通常の地震とは分けて考えることが多いのです。
MAIN TOPに戻る
第1章 地震