余震とは?
比較的大きな地震が発生すると、その近くで最初の地震より小さな地震が続発します。
この最初の大きな地震を本震、その後に引き続き起こる地震を余震といいます。
このような地震活動のパターンを「本震ー余震型」といいます。
震源が浅い大きな地震は、ほとんどの場合、余震を伴います。
余震域とは?
余震の起きる場所を余震域といいます。
本震発生後から1日程度までの余震域は、本震で破壊された震源域とほとんど一致します。
しかし、余震域はその後だんだん広がっていきます。
余震が発生する理由は?
本震の発生により岩石が不安定な状態になり、
それを解消するために余震が発生すると考えられています。
余震の性質
・余震の数は本震直後に多く、時間とともに次第に少なくなっていく
・規模が小さい余震は多く発生
・最大余震のマグニチュードは、平均すると本震のマグニチュードより1程度小さくなる
・最大余震は多くの場合、内陸では本震から約3日以内に発生している
海域では約10日以内に発生している
・大きな余震は余震域の端とその周辺で起きやすい傾向がある
・大きな余震による揺れは、場所によっては本震の揺れと同じ程度になることがある
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第1章 地震