そもそも血液事業とは、一般に、献血していただける人を募集し、人の血液を採取し、血液製剤(人の血液またはこれから得られた物を有効成分とする医薬品。 輸血用血液製剤と血漿分画製剤があります。参考:血液の行方)として、治療を必要とする患者さんのため、病院等に供給する一連の事業のことをいいます。
日本の血液事業
血液事業とは
厚生労働省の献血等血液事業
献血者が減少する傾向が見られる冬の季節に、20歳の若者を中心に「はたちの献血」キャンペーンの標語の募集を行っています。
また、10~20代の方向けに献血についてより理解し協力してもらうために、「大学生等を対象とした献血啓発ポスター」や 「中学生を対象とした献血への理解を促すポスター」などの作成を行っています。
さらに、献血の普及啓発のための生徒用及び教員用テキスト「けんけつ HOP STEP JUMP」も毎年更新して作成し、全国の高等学校等に配布しています。
日本赤十字社の献血等血液事業
全国54の血液センター(参考:血液センターの業務)と172の付属施設において運営されています(平成31年3月31日時点)。
実際に献血の受け入れを行っているのは日本赤十字社です。
また、様々な企業や学校、スポーツチームなどと協力して献血を行ったり、献血セミナーを実施したりしています。