ここではフランスの献血制度について説明します。 フランスには全血献血と成分献血の2種類の献血があります。
フランスの献血
フランスの全血献血
まず全血献血の方から説明していきます。
1回の採血量 | 450ml |
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年齢制限 | 18歳~65歳まで(初回献血の場合は60歳まで) |
体重 | 50kg以上 |
ヘモグロビン量 | 男性:13.0g/dL 女性:12.0g/dL |
採血間隔 | 8週間 |
年間採血回数 | 男性5回 女性3回まで |
フランスの成分献血は一般的なものと言えます。 目立った特徴はありませんが、血漿、血小板をそれぞれ採血量に差を作っている点は先進国ならではの特徴となっています。
フランスの成分献血
次にフランスの成分献血を説明していきます。 ※血小板の場合は赤、血漿の場合は青になっています。
1回の採血量 | 650mL 600mL |
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年齢制限 | 18歳~65歳まで(初回献血の場合は60歳まで) |
体重 | 50Kg以上 |
血漿タンパクおよび血小板 | 血漿蛋白6.0 g/dL(年1回以上実施) /血小板数15万/μL以上 |
採血間隔 | 通常2週間 4週間 |
年間採血回数 | 20回 5回 |
年間総採血量 | 指定なし |
フランスの献血事情
現在フランスでは献血をするために使用されていた機械が献血者に健康被害をもたらすとして300台を停止させるなど、献血者や量ではなくシステムそのものに対する不安が広がっています。