現在1日約3000人、1年間で約120万の人が輸血を受けています。 輸血用血液製剤を使用している人の約85%は50歳以上の人々です。 その輸血を支えるために1日約1万4000人、1年間で約500万人の人が献血しています。 しかし、このままでは日本の医療機関に大きな打撃を与えてしまうのです。
上のグラフは平成7~28年までの7年ごとの年代別の献血者の推移を色別に表しています。 このグラフを見ての通り、献血者は年が経つにつれて減少傾向にあることがわかります。 詳しくこのグラフを見てみると、若年層の献血者の大幅な減少が目立ちます。 ではなぜ若年層の献血者が大幅に減っていいるのでしょうか。 その原因として、主に少子高齢化が取り上げられます。