献血を体験した後日、柏献血ルームの方が私たちの取材に応じてくださいました。 ご協力ありがとうございました。
献血ルーム取材
1日あたりどのくらいの方が献血されますか?
日によってまちまちですが、千葉県内で平均して620人前後、柏献血ルームではおよそ70人前後です。
1週間あたりだとどのくらいの方が献血されますか?
こちらも時期によって多少違いはありますが、平均すると千葉県内で4300人前後です。
最も多く献血者の方々が来られるのは何曜日ですか?
やはり、土曜・日曜・祝日は多くの方にご来所いただいております。
献血者の方々の中で最も割合の多い年齢層はどの層ですか?
平成元年度では20~29歳の方が26.6%を占め一番多かったのですが、令和元年度には50~69歳が一番多く35.6%となっており、年齢が下がるごとに献血の割合も低くなっています。
どの血液型が不足しやすいのですか?
血液製剤の種類にもよりますが、赤血球製剤は1年を通してO型が必要になることが多いようです。
成分献血において血漿と血小板はどちらが不足しやすいのですか?
血小板の有効期間は4日間しかありませんので、常に必要になります。
なぜ献血前に予約を推奨されるのですか?
献血者のみなさまをできるだけお待たせしないように、時間を決めてご来所頂くようにしています。 また、ご予約をしていただくことによって、事前に採血できる血液の型や量を把握できますので、ある程度は医療機関からの需要に応じた採血を行うことができます。
献血のお仕事をしようと思われたきっかけは何ですか?
人によって様々な理由があると思いますが、人の役に立てる仕事に就きたいと思い、日本赤十字社または血液センターを選んだ職員が多いようです。
献血ルームのお仕事にはどのようなものがありますか?
ルーム内では、献血の受付や接遇(献血カードをお渡し、献血をしたあとに体調の良くない人がいないか様子を見ています)をする事務職員、採血をする看護師、献血をしていただけるかどうか問診を行う医師が働いています。
献血ルーム運営の費用はどこから出ていますか?
主に輸血用血液製剤を供給した収益によって運営されています。 ほかには、地方自治体からの補助金、個人や団体からの寄付金も一部含まれます。