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献血のリスク

献血をする際、安全が確約されているわけではありません。 事前にリーフレットを手渡され、説明されます。

健康被害

  • 血管迷走神経反応(VVR)・・・気分不良や顔面蒼白、痙攣、嘔吐、失神など
  • 神経損傷・・・・電気が走るような痛みや痺れがある
  • 皮下出血及び血腫・・・採血時の穿刺と採血後の圧迫(止血)が適正に行われなかった場合、出血斑や血腫になることがある
  • 穿刺部痛・・・穿刺部周辺の痛み

ごく稀に、成分採血時に使用されるクエン酸ナトリウムに反応して、悪心、嘔吐、痙攣を起こしたり、RSD(反射性交感神経性萎縮症)になり、神経や骨・軟部組織の損傷後に起こる疼痛が発症することがあります。

ほとんどの症状は2週間から4週間程で軽快しますが、人によっては重症化するケースがあります。

万が一、医療機関の受診や治療が必要になった場合、「献血者健康被害救済制度」があり、医療費等(医療費以外の費用を補填するものもある)が支払われます。

上記のような症状が起こらないよう、慎重かつ安全に採血を行っていますが、回避できない事象が発生する可能性があることを理解した上で、献血に協力しなくてはいけません。

献血のリスク

献血は義務ではなく、善意によるボランティアです。 「自分の血液で助かる人がいる」という気持ちも大切ですが、リスクもきちんと知ってから、する、しないを考えていただきたいと思います。

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