膜蒸留の研究
膜蒸留(MD)とは
蒸留方法は大きく分けて上の3つあります。
この3つの方法を、簡単に説明していきます。
- 温度差膜蒸留
- エアーギャップ式温度差膜蒸留 冷水と原水の間に空気を設けて、温度差膜蒸留を利用し、冷水壁面で水蒸気を凝縮する蒸留方法。
- 真空膜蒸留
多孔質膜を介して原水と冷水の温度差を利用する蒸留方法。原水内の水蒸気のみが多孔質膜を通る性質を利用して海水淡水化を行う。
海底の砂がフィルターの役割を果たすため、綺麗な海になります。
冷水を用いず、圧力によって直接水蒸気を取り出す蒸留方法。
膜蒸留法は、エネルギー的問題や、膜の汚染による機能低下により30年前から研究が滞っていますが、
近年海外でMemstillプロセスが実用化され、場合によっては逆浸透の性能を超える可能性があると言われています。
よって現在、MD膜の課題である耐久性や効率的な膜構造に関する研究が行われています。
参考文献
最近の膜蒸留
参照:2023.12.26
XPRT-environment
参照:2023.12.27