地熱発電 ここでは地熱発電のメリット・デメリットについて説明していきます。

地熱発電とは

地熱発電とは、地中深くから取り出した蒸気で直接タービンを回し発電するものです。火力発電とは違い、地熱発電では地球がボイラーの役目を果たしています。通常、地球の熱源はあまりに深部に存在するため、現在の技術でこれをエネルギー資源とすることは不可能です。しかし、火山や天然の*噴気孔*などの地熱地帯では比較的浅い所にマグマ溜りがあり、この熱が地中に浸透した雨水などを加熱し地熱貯留層を形成することがあります。このような地点において地球内部の熱を利用するのが地熱発電です。

メリット

・天候などの影響を受けず、安定的に発電できる

自国の資源を活かせるため、資源国の動向に影響されない

・発電後の熱水利用など、エネルギーの多段階利用により、地域と共生した開発が可能

デメリット

・掘削した井戸が蒸気に当たらない場合が多く、発電に必要な蒸気が数十年単位で生産できなければ開発を断念することがある

・調査から開発、事業開始まで少なくとも十数年の歳月が必要である。そのため、投資決定への大きなハードルとなってしまうこと

出所)九州電力『地熱発電』

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