目標7エネルギーをみんなに そしてクリーンに
7−1
2030年までに、だれもが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにする。
7−2
2030年までに、エネルギーをつくる方法のうち、再生可能エネルギー※を使う方法の割合を大きく増やす。
7−3
2030年までに、今までの倍の速さで、エネルギー効率をよくしていく。
7−a
2030年までに、国際的な協力を進めて、再生可能エネルギー、エネルギー効率、石炭や石油を使う場合のより環境にやさしい技術などについての研究を進め、その技術をみんなが使えるようにし、そのために必要な投資をすすめる。
7−b
2030年までに、さまざまな支援プログラムを通じて、開発途上国、特に、最も開発が遅れている国、小さな島国や内陸の国で、すべての人が現代的で持続可能なエネルギーを使えるように、設備を増やし、技術を高める。
今の現状
(引用:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/3-health/)
この表を見てわかる通り再生可能エネルギーの占める割合は全体の17.5%しかないのです。
・電気が通っていない場所では、薪によった家事が行われるため、それによって毎年340万人の脳卒中や肺炎などで早死しています。
・薪を使った一時間の火起こしなどは約400本の受動喫煙に相当し、屋内の煙は幼い子供の肺炎による死亡原因の半分を占めている。
・サハラ砂漠のアフリカの学生の90%は電気のとおっていない学校に通っており灯油ランプを使って学習をしているが灯油ランプの煙は目を傷つけると言われている。
・照明、医療器具、ワクチン保存用冷蔵庫の電源が不足しており、多く人がなくなっています。
日本の課題
日本は世界で4番目似多くエネルギーを消費している国だがエネルギー自給率は11.8%しかなく、他の国と比べるととても低くなっています。
エネルギー時給率が低いということは、他の国に頼らざるを得ないということで、国際情勢の影響を受け、安定してエネルギーを確保することが難しいことを意味します。
また、日本の発電電力量に占める『さ性エネルギー』の比率は、約18%(水力を除くと10.3%)となっており、他の国と比べるととても低く、多くを『化石エネルギー』に頼っていることも課題です。
クリーンでないエネルギーによるリスク
クリーンでないエネルギーは、燃焼させると二酸化炭素が発生するために地球温暖化の要因となる恐れがあります。
地球温暖化が悪化すると海面が上昇するだけでなく、気候変動も活発となり食料不足につながる可能性も否定できません。
人間だけでなく、地球上の自然や動物に大きなな悪影響を与えかねないため、クリーンでないエネルギーを使用する際は、環境への負担を考えながら生産し取り入れる必要があります。
私達にできること
日本や他の国のエネルギー状況に興味を持ち、未来のエネルギーについて考えてみたり、電化製品の主電源をこまめに切ること、そして公共交通機関をできるだけ使うことやアイドリングストップを心がけるなどです。