目標13気候変動の具体的な対策を
13−1
気候に関する災害や自然災害が起きたときに、対応したり立ち直ったりできるような力を、すべての国でそなえる。
13−2
気候変動への対応を、それぞれの国が、国の政策や、戦略、計画に入れる。
13−3
気候変動が起きるスピードをゆるめたり、気候変動の影響に備えたり、影響を減らしたり、早くから警戒するための、教育や啓発をより良いものにし、人や組織の能力を高める。
13−a
開発途上国が、だれにでも分かるような形で、気候変動のスピードをゆるめるための行動をとれるように、UNFCCC※で先進国が約束したとおり、2020年までに、協力してあらゆるところから年間1,000億ドルを集めて使えるようにする。また、できるだけ早く「緑の気候基金」を本格的に立ち上げる。
13−b
もっとも開発が遅れている国や小さな島国で、女性や若者、地方、社会から取り残されているコミュニティに重点をおきながら、気候変動に関する効果的な計画を立てたり管理したりする能力を向上させる仕組みづくりをすすめる。
今の現状
(引用:
https://www.unice.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/3-health/)
この表を見てわかる通り、温室効果をもたらす二酸化炭素(CO2)の世界での排出率は、急激に増加しています。
日本の現状
日本は、世界の二酸化炭素排出量の3.5%を締めていて、世界では5番目に多いです。
全国のいたるところに24時間営業のお店があることや、ネットショッピングでは何度も再配達を繰り返してくれるなど日本はとても便利な国です。その一方で、その分CO2の排出が増えてしまっていることは否めません。
世界の現状
地球温暖化によって様々な自然災害が起こりやすくなっています。
この環境問題は、人間の経済活動の中で出す二酸化炭素が主な原因であり、1880年から2012年の132年間に地球の平均気温は0.85℃上がったと言われており、このままであれば更に上昇するであろうことは予想されています。
二酸化炭素が出る量を減らして、温暖化にストップをかけることは、世界全体の課題となっています。
日本で行っていること
日本では脱炭素へ向けた取り組みがあります。2020年10月に菅義偉総理大臣は2050年までに温室効果ガスの排出を全体でゼロ(カーボンニュートラル)にすることを目指すと決めました。企業や家庭から出る温室効果ガスを削減し、削減できなかった温室効果ガスを森林保護を通して吸収させて、温室効果ガスの量を0にする取り組みを見ざします。
世界で行っていること
世界ではパリ協定ではできるだけ速く世界中の温室効果ガスの量を抑え森林とバランスを取ることが明記されています。
私達にできること
クールビズやウォームビズなどを行い冷暖房機に頼らないようにしたり、コンセントを抜いたり電化製品の主電源をこまめに切って電気の消費を減らしたり、自動車ではなく自転車や公共交通機関を使うなどの工夫をする。