Let's
~お茶を知る・飲む・考える~

茶器と伝統工芸品

伝統工芸品

伝統工芸品は、製造過程の主要部分が手作業であるのと、伝統的に使用されていている原材料が主たる原材料として使用されている製造されています。

茶器

私たちの地域では萬古焼(ばんこやき)や伊賀焼(いがやき)などの茶器があります。
萬古焼とは、1736~40年号弄山が四日市のおぶけで創始した陶器が多く赤絵にすぐれて、文様には更紗などの異国趣味を取り入れ弄山万古と称したのがのちに江戸万古の名称で人気を博しました。萬古焼の魅力は、江戸時代~今日まで二百有余年四日市を中心に受け継がれるやきものです。
伊賀焼とは、1624~1554年伊賀の城主になって花生・茶器を焼かせていたというそれが筒井伊賀と称する古伊賀焼です。伊賀焼の魅力は、重量感があるのと、伊賀焼特有のこうした豪快な風合いはまさに土と炎からうまれています。

急須とは


急須は、茶葉をいれて茶を抽出するのに使用する容器です。
急須には、いろんな形状や取っ手などに違いがあります。形状には、平べったいものや縦に深いものなどがあり、取っ手は、あるかないかなどのものがあります。また土瓶ともいいます。

急須の楽しみ方

急須はお茶を入れるだけでなく香りや色でも楽しめます。
さらに急須によっては同じ茶葉を使ったお茶でも味が変わってきたり、急須自体の特徴があります。
例えばまろやかな口当たりになる「陶器製」耐久性に優れている「鉄製」茶葉そのものの味を引き出す「磁器製」など様々ありお茶を入れて楽しみたいと思うのなら急須選びも必要になります。
形も物により全然違います。一度見てみると面白いと思います。

急須いろいろな種類

日本全体で見てみると伊万里焼、瀬戸焼、薩摩焼などほかにも多くの種類の急須があり非常に多くの種類が生産されています。さらに急須の素材で見てみると陶器製、磁器製、と紹介したもののほかにはステンレス製、アルミニウム製、石製、さらには透明な耐熱ガラス、樹脂製などがあり種類も豊富です。

参考文献

急須の写真 茶柱タツの本 伊勢茶推進協会 伊勢茶.net
取材時に使用許可をいただきました。
https://brain0.sakura.ne.jp/isecha/contact/tatuhon.php