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~お茶を知る・飲む・考える~

お茶の歴史

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お茶の歴史

お茶の歴史の始まり

お茶の始まりは約5000年前までさかのぼります。
日本で5000年前は縄文時代です。
760年頃(唐時代)で著された本に記載されています
陸羽鴻漸(りくうこうぜん)によって世界初のお茶の本【茶経】に当時のお茶のことが記されています。
その【茶経】に喫茶(お茶を飲むこと)の習慣は約5000年前の神農伝説が始まりとされています。
ただ実際には(中国の)少数民族から漢族へ当時の薬として扱われていて伝えられました。

茶経には当時のお茶餅茶の飲み方もまとめられていました。
  • 餅茶を火であぶって冷ます。
  • 砕いたり粉末にしてから塩を入れた湯に加えて煮ながらかき混ぜる。
  • 粉を煮出して器(今でいうコップ)にいれ、飲む。
といった感じで飲んでいました。

日本のお茶


日本のお茶文化と文化の広がり


日本にお茶が伝わったのは奈良~平安初期のころに伝わりました。
日本でお茶が伝わるまでは「抹茶」が一般的でした。
伝わり方は「空海」や「最澄」たちによる留学僧によって中国から持ち帰られ日本でもお茶が親しまれるようになりました。
でも本格的にお茶が根付いたのは鎌倉時代からで留学僧の「栄西」が南宋時代の中国から茶樹の種を持ち帰ってから広まり
広まり方は近畿から中部、関東と仏教を介して広まりました。
ここから茶道が始まります。
また、茶道を大成させた戦国時代の商人で茶人の千利休はわび茶を完成させ、茶聖とも呼ばれました。千利休は今井宗久(いまい そうきゅう)・津田宗及(つだ そうきゅう)とともに茶湯の天下三宗匠(てんかさんそうしょう)と呼ばれたそうです。 ちなみに天下三宗匠は有名な織田信長や豊臣秀吉に仕えた三人の茶人です。
出来事
815年 日本にお茶が伝わった。
815年~ 空海や最澄たちによる留学僧によって広まった。
1214年 お茶が留学僧の栄西は深酒癖のある将軍・源実朝に良薬としての茶に添えて「喫茶養生記」を添えて献上したと「吾妻鑑」にしるされている。
1214年~ 近畿、中部、関東と仏教を介して広まった。

英国式紅茶の誕生

英国式紅茶とイギリスのこだわり


イギリスではお茶が伝わった後、が人気となりました。
しかし栽培ができなかった為中国からお茶と磁器を輸入していました。
そして1823年にイギリスがインド北部アッサム地方を支配していたビルマ(今のミャンマー)を制圧するときにお茶の木(このお茶は後アッサム種と呼ばれるようになる)
を発見しました。
以降、イギリスは自国でお茶の製造と栽培に挑戦します。
お茶の製造と栽培に力を入れていたイギリスは1838年にお茶の木(アッサム種)を発見したアッサム地方、1852年にはダージリン地方での製造、栽培を始めます。
(英国式紅茶はミルクや砂糖に負けないような強い風味が特徴だそうです。)
イギリスは当時の蒸気機関を使用した合理的な方法で英国式紅茶が誕生しました。
また、当時イギリスはヨーロッパの中でも紅茶にかなりこだわっていた国です。

まとめ

これまでのことをまとめます。