Let's
~お茶を知る・飲む・考える~

お茶の力

お茶の成分について

緑茶には、ビタミンCビタミンAβ‐カロテンが含まれていて、がんやその他の生活習慣病に優れた効果をもたらします。
がん予防といえばカテキンが代表的な役割を果たしています。
それとは別で、緑茶に含まれている量は、115mgです。

カテキンについて

そもそもカテキンとは、タンニンの一種で、範囲を広げるとポリフェノールの仲間に属しています。
緑茶に含まれているカテキンは、エピカテキン・エピガロカテキン・エピカテキンガレート・エピガロカテキンガレートの4種類あり、成分の10~18%を占めているます。カテキンには、抗酸化剤として利用されています。食品添加物よりはるかに強くて、ビタミンEの数十倍の抗酸化力があります。

タンニンのこと

水溶液が強く収斂性をもち皮をなめす性質のある物質です。
収斂性とは、化合物などが生物の皮膚や粘膜のタンパク質と結合し被膜形成、凝固作成をしめしています。

お茶の効果

ガン予防

ガンとは、遺伝より環境の影響が大きいと考えられています。
それは、ストレス・喫煙・紫外線・電磁波や我々が欠かすことがない食事の生活環境などが、ガンの発生率を大きく左右しています。ストレスを無くすや食べ過ぎないなどの対策があります。また、積極的に食生活の見直しが求められています。

生活習慣病

生活習慣病とは、食の欧米化で血管の病気が増えており、心筋梗塞・糖尿病などの病気があります。コレステロールは、細胞膜を構成する成分になったホルモンの材料として使用され余った分は肝臓に送られ処理されます。しかし、コレステロールを多く含まれている食品を多く摂取しすぎると処理されなかったものが血中に残ります。そこにストレス・喫煙などにより体内の余分な活性酸素が働きかけて血管壁に異常が起こり血液の流れを妨げるものをが作られて心筋梗塞・糖尿病が発症します。

環境

お茶はecoなものです。茶殻は捨てずに消臭剤として使用できます。
例えば、フライパンなどで乾燥させた茶殻をお茶パックに入れて押し入れや下駄箱などに入れておけば嫌な臭いをとってくれます。
または、茶殻をペースト状にし、料理にも使用できます。だから、茶殻は捨てることがないのです。
まさに、「ecoな飲み物」です。

みんなも機会があればためしてみよう!


成分 主な効能
カテキン ガンを抑えるなどの効果がある。
カフェイン ナトリウムの排出を早くするなどの効果がある。
ビタミンC 活性酸素によって酸化を抑えるなどの効果がある。
カリウム 体内の塩分量の調節する効果がある。
マグネシウム 筋肉と神経の機能調節をする効果がある。
フッ素 虫歯予防などの効果がある。
亜鉛 悪影響を与える細胞の生殖能力障害防止の効果がある。
カルシウム 歯・骨を作り、心臓・脳・ホルモンなどの働きの調節する効果がある。
フラボノイド 口臭予防などの効果がある。
チアニン リラックスなどの効果がある。
γ-アミノ酪酸 血圧降下などの効果がある。
ビタミンB1 疲労回復などの機能調節の効果がある。
ビタミンB2 過酸化脂質の害を抑える効果がある。
ナイアシン 皮膚病の予防の効果がある。
葉酸 貧血の予防の効果がある。
ポリサッカライド 血糖降下作用※冷水でじっくり淹れることでより多く抽出される。
ビタミンE 抗酸化作用などの効果がある。
β-カロチン 抗酸化作用などの強化する効果がある。
クロロフィル 血液中のコレステロールの正常化などの効果がある。
食物繊維 有害物質排出効果などがある。