Let's
~お茶を知る・飲む・考える~

取材から分かったこと

三重県のお茶

全国の中でお茶が有名な地域はいくつもありますが、その中でもとくに有名なのが静岡や京都だと思います。
しかし、あまり知られていないかもしれませんが三重県もお茶の生産が盛んで生産量は何と”全国3位”です!
特に三重県の北西地方の水沢・鈴鹿方面で作られている覆い茶に至っては”全国生産量1位”です。
そのほかの地域でもお茶が作られていて特に伊勢市周辺の度会町や大台町では北西地方とは違い煎茶や深蒸し煎茶が作られています。 そのお茶は伊勢茶と呼ばれていて特に有名です。
しかし、三重県があまりお茶の産地として有名ではないのはペットボトル飲料などの材料になるものを多く作っているからです。 今回取材した伊勢農協さんは三重の生産量の1/30のお茶の量を取り扱っているそうです。

お茶畑について

伊勢農協さん以外にも実際にお茶を栽培されている知り合いの方にも畑を見せてもらったり、話を聞かせてもらったりしました。 最近はお茶も機械で収穫されることが多いそうです。しかし、まだ斜面など(右側)の一部機械が入れない場所は手刈りを行っているところもあります。 機械で収穫されたお茶の木は上の面が平らになります。(左側)手刈りのお茶の木は上の面が丸くなります。(中央側)

農家さんの現状

取材をさせてもらった地域では、農家さんが高齢となってお茶を作るのが大変になって栽培をやめてしまった人も多いそうです。 その場合、他の農家さんや大きい農家さんに畑を預けることが多いそうです。しかし、斜面などの場合は土地を売ってその土地を太陽光発電の土地として 活用していることもあるそうです。

その他

そのほかに伊勢農協さんへの取材から分かったことは下のページにも書いてあります。また、取材で質問した内容とその答えなどは「質問と回答」というページに書いてあります。ぜひ、そちらも見て下さい。

取材から作ったページ

参考文献

農林水産省 令和2年産茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kome/kougei/r2/cha/index.html
より一部加工して使用。