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レイ・フロンティア株式会社

 

私達は、「位置×範囲×時間で人の無意識を見る」というテーマを掲げ、AIなどの最新技術を駆使した情報分析アプリ「SilentLog」の開発をを行っているレイ・フロンティア株式会社様に取材をさせていただきました。

  1. レイ・フロンティア株式会社とは
  2. レイ・フロンティアって何をしている会社?
  3. 取材・質問内容
  4. 今回のご協力にあたって
    レイ・フロンティア株式会社とは
    『位置×範囲×時間で人の無意識をみる』のテーマを元に2008年5月に設立されたレイ・フロンティア株式会社。
    独自の位置情報技術を利用した、スマートフォンアプリや基幹システムの制作や、ビジネスコンサルティング、人流調査・分析のサービスを提供している会社です。

参考文献:レイ・フロンティア株式会社HP/出典:レイ・フロンティア株式会社

レイ・フロンティアって何をしている会社?

参考文献:レイ・フロンティア株式会社HP/出典:レイフロンティア株式会社

レイ・フロンティア株式会社では、位置情報機能を利用して上図の様なオーダーメイドでのシステム開発や、人流データの分析と活用などをしています。
SilentLog SDKというサービスを既存のサービスに組み込むこともでき、既存のサービスよりも行動情報の収集が可能となります。

位置情報アプリでできるライフログと自分の日記 ~SilentLog~

参考文献:レイ・フロンティア株式会社HP/出典:レイ・フロンティア株式会社

レイ・フロンティア株式会社が制作している『SilentLog』というアプリには、AIで移動手段を判別したり、
位置情報の共有トークや防災機能を搭載した便利なアプリです。
ライフログとして1日の行動記録を1本の線で見ることができます。
撮った写真や移動記録、場所が全て表示されるので、とても分かりやすく、使いやすいアプリだと思います。

SilentLogを使ってみたはこちら

取材・質問内容

↑取材した時の様子

出典:チームメンバー撮影

Q1.AIの悪用についてどう対応していかなければならないとお考えですか?

プライバシーを踏みにじったり、社会を混乱させるような状況を作りやすくなるため、AIの悪用は起きると思います。
そして、それについての対応は法律で行うしかないと思います。個人個人の道徳的観点もあるんですが、悪い人は悪いので、そういった人から人々を守るには法律を作らなければならないと思います。
現在アメリカで法律が作られようとしているように、日本もいずれは法律が作られて個人が守られていくのではないかと思っています。


Q2.AIがもっと普及することで今後どのような仕事が生まれ、無くなるとお考えですか?

調べれば分かること,世の中に既にある情報を使って行う仕事というのはなくなっていくと思います。
逆に、まだ世の中にないものを考えていく仕事は増えていくと思います。
なので、新しいものを生み出す人や仕事は今後大事になっていくと思います。


Q3.AIの脅威(シンギュラリティなど)についてどうお考えですか?

悪用と繋がるところが一つの脅威ではあると思います。 また、調べたり、覚えたりすることなどについてはAIの方が優れている為、人間の生活していく上での大切な事は変化すると思っています。
世の中の事の多くは答えがないので、それを答えがまるであるかのようにAIに聞いて、AIから出てきたものをそのまま信じて行動してしまうことは危険だと思います。脅威という面では、そういった人が増えてしまうことは脅威かもしれません。
その為、より頭で考えるという事が脅威に立ち向かうには必要な力だと思います。


Q4.AIを作る事においてのやりがいはなんですか?

AIに限ったことではなく、新しいものを作るのが好きなので、常に新しい技術を活用してお客さんにサービスを届けるということをやり続けたいです。
その中で最も最新的な技術がAIなので、それに取り組んでいます。AIが広く普及してしまったら別の事をやっているかもしれません。


Q5.AIが今後普及していく中で、世の中はどのように変化していくとお考えですか?

芸術,アート,スポーツ,音楽などの人間にしかできないことにはすごく価値が生まれてくると思っていて、つまりは、新しいものを創造するという分野がより大事になっていき人の評価や価値のような物が大きく変わっていくと思います。


Q6.会社として今後どのようにAIと向き合っていこうとお考えですか?

正しく使ってもらうということが大切で、技術というのはたくさんのデータを扱うので、データを保護してプライバシーを守ったり、お客さんに正しい使い方を教えたりといったことは会社として行っていかなければならないと思います。
会社は社会のものなので、社会に対して正しい使い方の普及データの保護といったことに取り組んでいこうと思います。


Q7.現在、貴社様は新しいAIを作成し、他社に提供している状況かと思いますが、社内で導入しているAIはありますか?

会社ではあまり導入している例はありませんが、個人的にはChatGPTは手放せないような感じで利用しています。


Q8.今後AIと人間が共生する為にはどのようなことが大切だと思いますか?

それぞれの役割をしっかり理解することが大切だと思います。
AIの得意なことはデータを整理することや、世の中に既にある情報を個人に応じて提供することなどが得意なので、AI自分のパートナー,秘書のように扱えるようになると思います。
そうなったときに、AIから出てくる情報は正しいか分からないし、自分が納得するかも分からないので、
どんなにAIが進んでいても個人は学習し続けないと自分をなくしてしまうと思います。
より大事なのは、すごく基本的なことですが、人間として正しい考えを持ち目的,やりたいことを持ち自分の意見の仮説をつくる事だと思います。
自分意見の仮説を作って、自分はこう考えるが、AIはどう思うかといった順序で思考をする癖をつけて、良い意味でAIの回答を疑い深く見て判断し、AIとの関係性を保つことができれば、良いパートナー,良い部下を一人一人持っているといったようになれると思います。


今回のご協力にあたって
 

株式会社レイ・フロンティア様、そして取材やメールに応じていただきました田村様、中村様、この度はお忙しい中取材にご協力頂き、ありがとうございました。SilentLogの説明や話した内容がとても面白かったです。学生向けという観点でわかりやすく伝えているのがとてもいいなと思いました。

※この文章はインタビューの一部を抜粋しています。





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