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AIの種類/段階

  1. 特化型人工知能(ANI)
  2. 汎用人工知能(AGI)
  3. 人工超知能(ASI)

AIには大きく「特化型人工知能(ANI)」⇒「汎用人工知能(AGI)」⇒「人工超知能(ASI)」の3段階があります。
しかし、Chat-GPTやSiriなど、様々なAIの登場により世の中の期待感は高まっているものの、「汎用人工知能(AGI)」「人工超知能(ASI)」についてはまだ実現していません

特化型人工知能(ANI)

特化型人工知能(ANI)とは、数的処理や論理的処理、言語処理などをはじめとする特定の分野でのみ能力を発揮できる、「弱いAI」と呼ばれる人工知能です。
特定の分野に対して、膨大なデータに基づいた確度の高い返答ができることが特徴とされます。
Artificial Narrow Intelligenceの頭文字から、ANIと呼ばれます。次の図は、特化型人工知能と汎用型人工知能の対比です。

汎用人工知能(AGI)

汎用人工知能(AGI)とは、想定外の状況でも自ら学習し、能力を応用して処理することができ、人間に近い知能を持つ、「強いAI」と呼ばれる人工知能です。
Artificial General Intelligenceの頭文字から、AGIと呼ばれます。

人工超知能(ASI)

人工超知能(ASI)とは、人間の知能と行動を学習・理解するだけではなく、それらを凌駕した人工知能を指します。
人間にはできないアイデアを生み出すことができ、意思決定と問題解決を行う能力が、人間よりはるかに優れているといわれています。
環境問題や社会問題といった切迫する問題の解決策を提示するといったことが期待される一方、人間の知能を凌駕するため、法整備や世界レベルでのレギュレーションの議論などが必要とされています。
Artificial super intelligenceの頭文字から、ASIと呼ばれます。




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