阿波沖海鮮(アワオキカイセン) 1868年1月上旬に勃発した戊辰戦争の戦闘の一つ。 この戦いは日本史上初となる蒸気機関車を装備した近代軍艦による海戦でもある。 この阿波沖海戦は兵庫沖海戦とも呼ばれる。 同時期に起こったt鳥羽・伏見(トバ・フシミ)の戦いとは異なり、旧政府軍側が勝利した戦いでもある。 薩摩藩軍艦「春日」と榎本武揚率いる旧幕府軍艦隊の「開陽」が阿波沖で激突。 どちらも大きな損害には至らなかった。 春日は敗走し、鹿児島へ無事に帰藩。 しかし薩摩藩運送船「翔凰」は、拿捕(ダホ)される事を恐れて自焼した。 榎本武揚は、それを見て「敵ながらあっぱれ」として讃えたとされる。
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