世界基準
世界にはぼくたち動物を守るための決まりがたくさんあるんだね!
ほんとだ!ぼくたちにも権利が保障されているんだね。
動物の5つの自由
1960年代にイギリスで提唱された理念です。現在は動物の福祉の基本として世界中で認められています。
- 1、飢えと渇きからの自由(栄養的に十分な餌、きれいな水を十分に得られる)
- 2、不快からの自由
- 3、痛み、傷害、病気からの自由
- 4、恐怖や抑圧からの自由
- 5、正常な行動を表現する自由
動物の福祉とは、18世紀頃にイギリスで生まれた考え方です。動物は人間と同じように命も感覚もある存在なので、 動物が心身ともに健康でいられるように適切に環境を整えなければならないというものです。
動物の権利の世界宣言
動物の権利の世界宣言は、1978年にユネスコで動物の愛護の国際的ガイドラインとして定められました。
ここでは1条から10条の内容を簡単に紹介していきます。
第1条
すべての動物が平等に扱われる権利第2条
すべての動物生命が尊重される権利第3条
すべての動物は虐待の対象とされず、殺すことが必要な場合は苦痛のないようにして、死んだ動物は品位をもって扱わなければいけない第4条
野生動物が自由に生活し繁殖する権利第5条
人間の支配下にある動物が適切に扶養される権利を持ち正当な理由がなく殺されてはいけない第6条
肉体的または心理的苦痛を伴う動物実験は、動物の権利を侵害する第7条
必要なく動物の死を伴う行為は生命に対する犯罪とみなす第8条
野生動物の生息を侵害する行為は犯罪とみなす第9条
動物の権利は法律によって認められ、政府の中に動物愛護に関する代表者を決めなければならない第10条
動物を観察し 、理解し、尊重することができるようない人になるように教育をしていくべき