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サル
体長 40~60cm
重さ 6~18kg
主な被害 畑に侵入
被害・対策
サルの害獣被害による被害額は約8.6億円で、サルは集団で動く習性があるため、被害が一箇所に集中します。
主な被害として、人が猿に襲われる、屋根が壊される、農作物を食べ荒らされることがあげられます。
サルは美味しい部分だけ食べて次々と新しいものをかじる習性があるため、被害を受けた地域は食べ残しが散乱します。
特に優れている記憶能力により、農作物の味を覚えていくため、被害対象となる作物が広がっていきやすい特徴があります。
対策として柵を設置する場合、サルは木登りやジャンプ能力に長けているため、イノシシ・シカ用に設置された柵も簡単に乗り越えてしまうの
で、高い柵の設置やサルが登りにくいような工夫をして、農地を柵で確実に守ることが必要です。
また、中途半端な追い払いは人間は怖くないとサルに認識させ逆に人馴れをしてしまうため、一匹でも手を抜かないことが求められます。
感電させやすい支柱を使う対策を行っているところもありますが、命を落としてしまうサルも出てきてしまいます。