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日本酒

日本酒って何?

 日本酒の特色は米を原料にして、この米のデンプンを糖にかえるために麹菌が使われます。
最近は日本酒作りも機械化がされてきて、年間130万キロリットルが生産されています。

日本酒の製法

 まず、原料の玄米からおいしいお酒をつくるためには精米をします。
精米した米を洗って水につけることによって水を吸収させます。
そして、麹がデンプンを分解しやすいように米を15分ほど蒸します。
次に作られるのは麹造りといわれ、酒造りでは一番大事とされている工程です。
これは蒸された米のうち、4分の1に麹菌を植え、米のデンプンを糖に麹菌がかえることによってできます。
この麹に蒸し米と水と酵母を加え、さらに乳酸菌を麹が作った糖をアルコールにかえます。
酒母を土台にして、麹と蒸し米と水を3回に分けて加え、諸味を作ります。
この諸味を搾ると酒粕と酒に分けられますが、この時点の酒はまだ濁っているのでこれを濾過して殺菌をすると酒が完成します。


日本で一番日本酒を消費しているところ

 さて、日本で一番日本酒を消費している都道府県はどこでしょうか?
それは新潟県です。新潟県といえばコシヒカリ、つまり米の生産地として有名です。
二番目は秋田県で米の生産量がおおい県ほど日本酒を好む傾向があるそうです。

日本酒が白くなる!?

 火落ちとは、火落ち菌によって、お酒が腐敗すること。
大抵味が落ちるが、火落ちした方が
美味しい場合もある(お酒は20になってから)。