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 ここでは、自治体の仕事について、学習します。

 自治体の仕事は主に、私たちが生活していくために必要な行政サービスを提供することです。また、当然ですが広域自治体(都道府県)と基礎自治体(市町村)によって仕事内容は変わります。広域自治体の行う行政サービスは広域的行政サービスといい、基礎的自治体の行う行政サービスは基礎的行政サービスといいます。

 広域的行政サービスでは、市町村の区域を超える業務や、その都道府県全体で統一しなければならない業務などを行います。治山(山地災害防止のための地すべり工事など)・治水(水害を防止するためのダムの建設など)事業、道路・河川・公共施設の管理及び建設、義務教育・社会福祉の水準維持などが行政サービスとして行われています。

 基礎的行政サービスでは、地域住民の暮らしに密着した業務を行います。戸籍住民登録や諸証明の発行などの基礎手続きや、消防団の活動強化のために必要な措置を行うこと、ごみ処理、上下水道の公園や緑地の整備やまちづくり、公共施設(公民館・保育所・小中学校・図書館)の運営管理などが行政サービスとして行われています。  

 

 

 

 
     
   
 2000年の分権改革で自治体の仕事の区分は大きく変わってきました。機関委任事務は、廃止したものもあれば、国が直接行う国の直接執行になったもの、自治事務、法廷受諾事務に分けられたものがあります。自治事務には公共事務、団体委任事務、行政事務が含まれます。 自治事務とは法廷受託事務を除いたもので自治体の本来の仕事になります。   分権改革…住民に身近な行政サービス等は、地方公共団体が担い、自治性を発揮し、地域住民が行政に参画し、協力することを目的としている改革

機関委任事務…地方公共団体の長などが、国から任命され「国の機関」として処理する事務のこと(1999年の地方分権一括法により廃止された)

法定受託事務…国または都道府県が本来果たすべき役割に係るもので、適切な処理が必要なもの
 
   
 
 
             
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