今、日本では若者の政治離れが問題視され、地方選挙の投票率は50%を下回っています。しかし、選挙年齢が満18歳に引き下げられ、若者の参政が期待されています。そこで私たちは、地方自治について現代の高校生がどの程度知識があり、関心を持っているのかを調査しました。調査対象は現役高校性30人です。 |
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第1問・第2問は、自分の住んでいる地域の自治体の首長の名前を知っているかという質問でした。予想していた通り、知らない人がとても多かったです。さらに、「知っている」と答えた人も苗字しか書けなかったり、名前をひらがなで書いていたりしたので、やはり、高校生の自治体の首長に対する関心は低いようです。 |
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第3問では、高校在学中にも選挙ができるようになる事から、選挙に参加したいかどうかの質問をしました。結果は以外にも「はい」と答える人が少なく60%程度でした。やはり、若者は選挙に興味がないのでしょうか。参加したくない理由としては「期待していない」「理解できていない」「めんどくさい」がほとんどでした。 |
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第4問では、自分たちの支払う税金について質問をしました。知らない人が若干多かったですが、結果は半分半分でした。「知っている」と答えた人が挙げた税金の種類も正しかったため、授業で学んだことが知識として定着している事が分かります。 |
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第6問では、地方自治について興味を持っているかどうかの質問です。この質問も、結果から分かるように、ほとんどの人が地方自治に興味関心を持っていないという結果でした。 |
今回実施したアンケートの結果より、私たちは地方自治に興味を持っている高校生はとても少ないということに気づきました。やはり投票をしたことがないからでしょうか。これからは選挙年齢が満18歳に引き下げられ、高校在学中に選挙に参加するケースもこれから増えていくと思います。そんな中、高校生が地方自治や政治への興味関心が薄かったら、選挙率は更に低下をし続け、地方自治の良さを発揮できなくなってしまいます。そのようなことから、もっと地方自治について知ったり、学ぶ機会が身近にあるといいなと思いました。 |