はじめに

このウェブページは、東日本大震災、特に福島第一原子力発電所の事故を振り返ることで

を目的としています。

メンバーのうち２名が2017．2018に実際に福島に訪れ、現状を体感しました。そこでの経験を伝えることで、福島に少しでも関心を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。

さて、私たちが訪問した当時は、福島県浜通り(地図でいうと相双やいわき)ではいたるところに、原発事故によって放出された放射性物質を取り除くための「除染作業」によって発生した汚染土壌等を保管しているフレコンバッグが積まれ、2017年4月時点で相双に位置する浪江町の居住率は1.9%という状況です。 これは復興したとは言い難い状況でしょう。

しかし、私たちが福島でお会いした方々は、当時のことや現在の復興の現状を冷静にとらえ、前を向いていらっしゃいました。また、福島県といっても、原発から少し離れれば放射線量は東京とほとんど変わりません。

福島産の食べ物は、生産段階において農林水産省のモニタリング検査や、産地での自主検査の基準を満たしており、安全に感じられ、とてもみずみずしくて美味しかったです。

しかし、そうはいってもいまだ、風評被害は存在します。まずは正しい知識を広め、偏見をなくしていくこと、より多くの人に関心を持ってもらえるような工夫をしていくことが重要だと私たちは考えています。

地図をクリックすると、県北・相双のもう少し詳しい地図が見られます。

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