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前ページでは、2011年の福島の原発事故でどんなことが起こっていたのか説明しました。このページでは原子力発電所の仕組みを見ていきましょう。
〜原子炉の中で起こっていることを見てみよう!〜
≪原子力発電の仕組み≫
@核分裂を起こしやすい物質(例:ウラン235)に中性子という物質をぶつける。
A原子核に中性子がぶつかることで、陽子や中性子の結びつきが弱くなり、原子核が2つに分裂する。
B原子核が2つに分裂すると、ウランより質の小さい原子核(とても人体に危険な物質)といくつかの中性子ができる。
・・・Bでできた中性子が再びウラン235にぶつかり、@〜Bが繰り返されることでエネルギーを供給しています。
このような仕組みを持つ原子力発電ですが、建設や運営には賛否両論あります。長所と短所は以下の表のとおりです。
≪原子力発電所の長所と短所≫
※補足※原子力発電の長所には、燃料を繰り返し使えるという長所がありますが、実際に長所をいかす取り組みは進んでいません。