私たちにできること 

主体的な行動が大切

4.いざというときには主体的に行動しよう!

福島を訪問した数日後に高校で避難訓練がありました。現地に赴き、福島を見た各々はとにかく迅速に逃げましたが、周囲の多くは雑談をし、笑いながらダラダラと歩いていました。そのとき、正直「このままじゃ死ぬ」と思いました。百聞は一見に如かずということばがあるように、見なければわからないものが福島にはありました。

災害は、いつどこで誰に起こるかわからないことであるにも関わらず、関心の薄い人が多くいます。
参考:アンケート結果【地震についてQ2】

まずは、「口伝て」や「投稿」といった形で伝えること、できるだけ多くの人が正しい知識を身につけることの重要性を痛感しました。

「訓練だから」怠けてやるのではなく「訓練だから」こそ真剣に取り組まなければならないのです。
「避難訓練になんの意味があるのだろうか…」そう考える人がいるかもしれません。しかし、なんの経験もなくしていざというときに避難はできません。命を守ることはできないのです。
普段の備えに対する主体性はピンチの時の主体性に繋がると私達は考えています。また、仮に避難生活を送ることになっても、主体性があれば自分から「その場コミュニティ」を形成し、「交流や自治」を育むことができると私達は考えています。

参考:避難生活の課題解決「交流と自治」の大切さ

「誰かが動いてくれるから」「自分に関係ない」ではなく「私が動かなければ」「私も協力しよう」といった意志が大切です。

私たちと一緒に、何か自分に出来ることを探して小さなことから働きかけ、災害をめぐる課題を解決していきましょう!

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