UIデザインの進化
流行中の"フラットデザイン"
2010年代以前は「スキューモフィズム」というデザインが流行していました。
スキューモフィズムとは現実社会をイメージするような具体的なデザインのことを言います。スキューモフィズムは情報量が多く、操作性を阻害するため、シンプルで直感的な操作が可能なデザインが求められるようになりました。
そこで2010年代前半から「フラットデザイン」というデザインが登場し始めました。
フラットデザインとは立体感や光沢感などの視覚効果を無くし、シンプルで平面的な概念を用いたWebデザインのことを言います。フラットデザインにはシンプルというメリットがあるものの、シンプルすぎるがゆえにリンクやボタンが目立たなくなってしまう、というデメリットも存在します。
そのため、スキューモフィズムを経験した人にとっては分かりやすいフラットデザインも、スキューモフィズムを経験していない人にとっては分からない可能性があることが指摘されています。