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タイポグラフィ(1)

タイポグラフィとは

適切な字体やサイズ、行間などを考えて整えることで、読みやすい文章を作ることを「タイポグラフィ」と言います。

タイポグラフィは大きく分けて、見た目的に文章が読みやすいという「可読性」、パッと見た瞬間文字を認識しやすい「視認性」、似たような文字を読み間違いしないという「判読性」の三要素によって構成されています。

フォントの特徴

フォントの違い

まず大きく日本語のフォントは「明朝体」「ゴシック体」「筆書体」「デザイン書体」の4つに分かれています。

明朝体は「ウロコ」という三角形の装飾が特徴的です。また線の強弱によって全体がすっきり見えるので、可読性が優れていて小説など長文に最適です。

対してゴシック体は線の太さがほぼ均一で、遠くからでも文字を認識しやすいので視認性が優れています。ディスプレイ上で文字が潰れても読めるように、Webサイト・アプリなどではゴシック体がよく使用されています。

筆書体は筆で書いたようなフォント、デザイン書体はポップ体や手書きしたようなフォントです。ただこの2つのフォントは読みにくく、一般的な用途ではあまり使われることはありません。

英語フォントも同じように4つに分かれていて、その中の「セリフ体」は明朝体、「サンセリフ体」はゴシック体とよく似た字体になっています。

また、フォントを複数使うときは注意が必要で、多くのフォントを使うと全体の統一感が失われてしまい読みにくくなってしまいます。フォントの数は1~3種類が最適です。