論文作成・学会発表
◎論文作成
論文を作成し、一度自分たちの探究内容をまとめ、見返すことで、さらに深く分析し分析したことを効果的に発信していくための計画を立てる。
夏に論文を作成し、第18回中央大学地球環境論文に「私たちが考える熱中症のリスクとその対策」という題で応募しました。
理科年表や気象庁のデータを用いて、年代別や地域別の日本国内における熱中症のリスクと具体的な対策方法を分析しました。使用したデータ量が多かったことや、用いた式が複雑だったことが大変だったため分析にとても時間がかかりましたが、納得のいく分析結果を得ることができました。
結果、佳作をいただくことができました。
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◎学会発表
ポスターセッションに参加し、大学の教授や全国の高校生から客観的かつ専門的な指摘をしていただくことで、自分たちの探究内容の欠点を知る。
日本地理学会高校生ポスターセッションに応募し、9月23日に和歌山大学で行われたポスターセッションに参加しました。
論文作成の際に日本国内のことについて分析をした時、熱中症という課題をグローバルに考えることが必要だという意見が出ました。それを受け、ポスター作成の際には、世界にも目を向けて、GISを用いて分析をしました。データを得ることができない地域が多かったことが最大の難点でしたが、地域ごとの傾向を分析でき、注意点をまとめることができました。
熱中症について詳しい教授からもお話を伺うことができ、探究活動の進め方や熱中症の分析をする際の注意点など、有益なお話を伺うことができました。その他たくさんの大学教授、また大学生の方々から、研究者という視点での貴重なアドバイスをもらうことができました。
このポスターは文化祭でも展示し、多くの方に声をかけていただきました。
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