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日本人と熱中症

近年の熱中症発生状況と仮説

日本人の熱中症の課題を解決するうえでカギとなるのは何だろう?

 406314人。 私たちが今回調査対象とした、2010年〜2017年の8年間分の合計熱中症搬送者数です。(※)
  8年分の搬送者数の内訳を見てみると、幅広い世代、様々な地域で発生していることがわかります。なお少年は満7歳以上18歳未満、成人は満18歳以上65歳未満、高齢者は満65歳以上という年代区分になっていて、満7歳未満の乳幼児、新生児についてはその他としています。
(※消防庁に発表されているデータの都合上、2010〜2014年は6月1日〜9月30日、2015年〜2017年は5月1日〜9月30日の期間を使用しています。また、2010年以前は、データの量が少ないため、それ以降のデータを用いることにしました。)

 この状況を踏まえ、私たちは以下のような仮説を立てました。
熱中症搬送者を減らす、熱中症への意識を高めるためには、
地域別・年代別に細分化した分析が必要なのではないか

  そこで、年代ごとにどのような特徴があるのか、労作性・非労作性と結びつけて考えることにしました。また、地域レベルで分析を行いました。

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年代別の分析

体の特徴が異なる少年、成人、高齢者。それぞれの年代で注意すべき
ポイントとは?

地域別の分析

様々な気候が存在する日本。
熱中症搬送者は、地域別に
どのような特徴がある?


WBGTの有効性


私たちがExcelを使って算出し、
分析に使用してきたWBGTは有効?

まとめ


日本人の熱中症について学び、
課題解決への意欲は高まりましたか?