まとめ
日本人の熱中症について学び、課題解決への意欲は高まりましたか?
「地域別・年代別に細分化した分析が必要なのではないか」という仮説は正しかったと言えます。3つの観点から振り返ってみましょう。
①年代について
年代別に見ると注意すべきタイミングは異なります。
少年:運動中や季節の変わり目
成人:労働作業中
高齢者:日常生活
②場所について
場所別に見ると、特に、大都市圏、西日本に熱中症の注意が必要です。
大都市圏:熱中症搬送者が多い
人口が多いこと・ヒートアイランド現象が理由だと分析できる
西日本:人口10万人あたり熱中症搬送率が高い
気温・絶対湿度・WBGT(熱中症の危険度を示す指標)が高いことが理由だと考えられる
③チェックするべきこと
熱中症搬送率と最高気温・WBGTの相関が高いので、しっかりチェックしよう!
自分にも熱中症のリスクがあることを知れば、「熱中症への意識を高め、熱中症患者を減少させる」という課題解決につながるのではないでしょうか。
このあとのページで、私たちの分析をわかりやすくまとめて発信し、課題解決に効果があったのかを検証していきます。
ここまで日本に注目してきたけれど、
次は外国人にも目を向けよう!