私たちの考える○○
私は「熱中症から考える気候変動」だと思ったよ。熱中症患者の増加と年平均気温の上昇は関わりがありそうだよね。日本で課題となっている熱中症に関して探究を行っていく中で、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の「気候変動に具体的な対策を」というグローバルな目標もより身近に感じた。熱中症の基礎知識のページで「熱中症患者の増加という課題にアプローチすることで、気候変動に関する問題解決につながるのではないか」と仮説を立てたように、熱中症患者を減らすという観点からも、異常な暑さといった気候変動への対応の必要性を感じるよね。気候変動は干ばつや熱波、大雨などの異常気象のリスクを高めると学んだことがあるし…二酸化炭素の排出量を減らすためにも電気をこまめに消すなどの省エネを心掛けないとだね。
確かに!私は日本の大都市圏に着目して、「熱中症から考えるヒートアイランド現象」だと考えたよ。ヒートアイランド現象により大都市で夏の暑さが厳しくなっている、その弊害が搬送者数の多さと結びつくのだと思う。「熱中症搬送者数を減少させること⇒ヒートアイランド現象を解決する」とは言えなくても、ヒートアイランド現象に向けての対策は特に大都市圏で起こる熱中症の根本的な原因の1つを解決することにつながりそうだよね。
例えば、東京では、ヒートアイランド現象により、過去100年で平均気温が約3℃上昇し、熱汚染の顕在化が問題だと学んだし、私たちにとっては、無視できない課題。「熱をためない・ださない・もらわない」を合言葉に、遮光カーテンを使う・緑化をするなど、排熱を減らす方法を実践していこうと思う。
なるほど…。私は「熱中症から考える住みやすい街」かな。オリンピックでの熱中症対策のページで、舗装技術の工夫がされていることを知ったよね。熱中症の搬送者数を減らそう、気を付けようという意識が、熱中症対策のされた街づくりを実現するのだと思う。オリンピックに向けて、訪日外国人の観点からも、熱中症にかかりにくいよう配慮した街づくりを行う必要性がますます高まるよね。私は、そのような観点から住みやすさについて、もっと考えてみたい。例えば、海風や公園風を利用して、街の中に風の道を作り、熱を循環させる方法があるみたい。風といった自然にあるものを活かしながら住みやすい街を作っていくことは、環境にやさしいだけでなく、SDGsの「住み続けられるまちづくりを」という目標の達成にも近づくと思うよ。
私は、熱中症を社会の問題として自分ごとにとらえたことで、ニュースで見るような課題が身近に感じるようになったから、「熱中症から考える社会課題」というのも当てはまるかも。熱中症におけるヒートアイランド現象の影響などを踏まえると、例えば人口過密という都市問題などが関わっているよね。都市への人口集中の一方で過疎化が進んでいる地域もある。このように、熱中症の原因は様々な社会課題に結びつくんだね。
まずは、社会課題に興味を持ち、社会を創る1人1人の意識を変えることが大切だと気付いた。一人で解決できないことも多いけど、持続可能な地球環境に積極的に取り組んでいる企業を消費という形で応援するという方法もあること思う。だから、間接的にでも社会課題の解決に貢献していきたいな。
これまでに出たどの○○のアイデアにも考えさせられるね…。私は、「熱中症から考える地球の未来」にまとめられると感じた。社会課題や環境問題を解決するための全てのアクションは、お互いに強く結びついているといえるんじゃないかな。そう考えると、課題解決に向けての一つの小さなアクションはとても価値のあるものだし、課題に立ち向かい解決しようと努力することがとても大切だと思う。だから、私はこの探究活動を通して、熱中症を切り口に、このような視点や意識を高めること大きく貢献できたことに達成感を感じるよ。でも、ここで満足したわけじゃなくて、次のゴールがあるよ。それは、私たちのWebサイトを通して、みんなに、熱中症だけでなく、身の回りに存在する課題への意識をもっと高めてほしい。熱中症というテーマを通して、こんな私たちの願いが多くの人に届けば嬉しいな。
○○に入る言葉に正解はありません。
この熱中症の課題解決のwebが環境問題をはじめとする大きな課題に目を向け、
あなただけの○○について考えるきっかけとなれば嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとう!
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