SDGsについて
熱中症は気候変動と関係がある?
今、日本では熱中症患者が増加しています。
その原因の1つに地球温暖化やヒートアイランド現象などの気候変動による気温の上昇が挙げられます。下の2つのグラフからわかるように年平均気温の推移と熱中症救急搬送者数の推移は似たような変化をしています。
(総務省消防庁救急搬送状況より作成)
(気象庁過去の気象データより作成)
2015年9月に国連サミットで加盟国193か国が2030年までの達成目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択しました。17ある目標の1つに「気候変動に具体的な対策を」とあり、国連に加盟するすべての国は気候変動に関する問題解決を掲げています。
(国連ホームページより)
私たちは、熱中症患者の増加という課題にアプローチすることで、気候変動
に関する問題解決につながるのではないかと考えました。