「兵糧丸」作りに挑戦!

忍者が残した巻物に書いてある「兵糧丸」のレシピ画像も教えていただきました。
薬局さんで販売されているキットを使って、兵糧丸を作ってみることにしました。
忍術書「甲州流忍法伝書老談集」のレシピに基づいています

《材料》
氷砂糖150グラム    *連肉(ハスの実)6グラム    *山薬(やまいも)6グラム  
桂皮(シナモンの仲間)6グラム    *ヨクイニン(皮去りハトムギ)6グラム
粉末にした人参(オタネニンジンの根。オタネニンジンは高麗人参と同じです)0.3グラム    *粳米(玄米)0.3グラム    *糯米(もち玄米)0.3グラム

《作り方》
【材料をつぶす】
1,氷砂糖を水に溶けやすくするために細かくつぶす。
2,山薬・桂皮・連肉・ヨクイニン・粳米、糯米をつぶす。
食感を良くするために金網ざるでふるいをかけて、大きな塊を再度つぶす。
【火にかける】
1,水100mlを鍋で沸騰させて、氷砂糖を加えて、弱火で木べら等で混ぜて溶かす。
2,氷砂糖がすべて溶けたら残りの生薬を入れ、かき混ぜながらさらに加熱します。
3,少しとろみがついて茶色が濃くなり、沸騰している泡が大きくなったら火を止めます。
温度が下がるにつれ、だんだん水あめ状に固まってきます。
【丸める】
6,手で触れるくらいまで冷めたら、温かいうちに直径2㎝程度に手で丸めていきます。      
冷めて固くなり丸めにくいときは、少し温めなおすと柔らかくなります。
7,丸めた兵糧丸をキッチンペーパー等の上で1日~数日乾燥させます。      
(乾燥させることでべとつきが減り型崩れしにくくなります)
8,好みの硬さにまで乾燥させたら付属の保存袋に入れて保管します。      

  



《効用》
氷砂糖・・・元気を補う。喉を潤す。
山薬・・・胃腸の働きを助ける。滋養強壮。
桂皮・・・体を温めて元気を補う。痛みをとる。
蓮肉・・・胃腸の働きを助ける。滋養強壮。気分をリラックス。
ヨクイニン・・・胃腸の働きを助ける。余分な体内の水を除く。
人参・・・元気を大きく補う。気分をリラックス。
粳米・・・元気を補う。
糯米・・・元気を補う。

《感想》
兵糧丸を食べる前は(苦いのかな・・・)と少しドキドキしたけど、氷砂糖をたくさん入れたからきっと甘さもあると予想しました。
口に入れてみると桂皮(シナモン)の味や香りがしっかり分かって、やはり甘みも強かったです。忍者や武将も同じように感じたのかなと想いを馳せました。
兵糧丸は日持ちするだけでなく、口に含むことで体の調子を整えたり気分をリラックスしたり、兵糧丸にはたくさんの良さがあったことが分かりました。
今回の兵糧丸作りはすり鉢やすりこぎを使ってみましたが硬くて粉砕できず、最終的にミルを使いましたが、昔のように薬研を使って兵糧丸を作ってみたいと思いました。

   

兵糧丸は忍者の知恵が詰まっていました。 取材を通じ、改めて斎宮も伊賀忍者も三重の宝だと思いました。書籍や再現模型を見せていただき、
乾肉が古代から作られていることが分かり、興味深かったです。僕達が住んでいる玉城町にもおいしいポークジャーキーがあります。古代と現代と
では作り方は違っているのかな?そう思った僕達は、ポークジャーキーを製造されている「アグリ」さんに取材させていただくことにしました。

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