米粉を未来の食卓へ



米を大切に・・・

私たちが米粉を普及させようと考えていたときに、学校の先生から『米を大切に』 という論文を紹介されました。
この論文を読んで改めて、私たちは、「手軽で食べられる」、「安価である」、「なにより美味しい」などの理由から 主食としてパンをはじめとした小麦製品をよく食べていることに気づかされました。
テレビで「米の消費量が減っている」というニュースを聞いても、毎日1回はご 飯を食べているため、主食がご飯から小麦にシフトしているという感覚は薄かったです。
しかし、「日本社会は、今、その米を軽んじて、自国では消費の10%も生産できていないコムギにシフトしようとし ている」ことには強い違和感を覚えました。
日本で小麦製品を大量に消費することは、食料の輸送にかかるエネルギーが増加し、結果的に温室効果ガスの 排出も増え地球環境に大きな負荷をかけています。
また、原材料の90%を輸入に頼ることになり、昨今の世界情勢を鑑みてもリスクが大きいです。
この筆者が私たちに問いかけている「米食文化」の存続のためには、消費者 のニーズに合わせた米粉の商品開発が必要ではないでしょうか。
消費者が、安価で手軽であるという理由から米ではなく、パンを選ぶのであれば、米粉からパンや麺をつくり、販 売します。
消費者は、米食文化の存続のため、地球環境保全のために、米製品を積極的に購入 することも大切ではないでしょうか
日本の米を後世に残すためにも米粉を米食を広めていきたいです。