まとめ

伝えたいこと


米粉には米粉特有の魅力、小麦粉の代替粉になり得る魅力があります。
近年、値段が高騰している小麦に代わり、国内で生産できる米粉を促進していくことは、日本の食の自給率を高める上でとても重要です。
普及を阻む課題として、流通形態が形成されていないこと、加工賃が高くなってしまうこと、米粉を大量製粉する企業が少ないことなどが挙げられますが、これは全て私たち消費者が米粉について知り、米粉を利用したいと思い、米粉の需要の高まりを生産者側に知らせることで米粉の製粉、流通、加工を促進させることにつながります。
では、そのためには私たちに何ができるでしょうか。まずは私たちの周りにいる親、クラスメイト、友達に米粉について知ってもらい、米粉の輪を広げることです。
さらに、米粉が具体的にどういう料理に使われ、利便性や栄養価、料理の手間などの詳細な情報を発信することで、多くの人が米粉をより身近な食材と感じてもらうことができます。
また、米粉の需要が高まってきたことを生産者側に知ってもらうために、スーパー、パン屋などで「米粉の商品置いてますか?」と聞いてみることが私たちが明日からでもできることだと知りました。
米粉の最大のメリットは、日本で栽培できる米を使い、小麦とほぼ同じレシピで調理ができることだと考えます。また、粉砕技術の進歩により、小麦のように微細で粒子が均一な米粉が製粉できるようになってきています。
私たちが、米粉を広げることで「日本の米」を余すことなく消費でき、小麦の輸入も削減できる魅力と可能性に満ちた「米粉」をこれからも広げていきたいです。