防音

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防音について

 騒音のための対策として、防音があります。防音とは、外部からの音を内部に侵入させないようにするための技術や手法を指す言葉です。 つまり、ある特定の空間を外部の騒音や音響的な影響から守るために行われる対策のことを指します。防音は、特に静かな環境を必要とする場所や、 音楽スタジオ、映画館、会議室、住宅などで重要な役割を果たします。

 その名の通り、音を防ぐもの全てを指す言葉でので。ここでは3つに分類してそれぞれ詳しく説明します。

遮音

 遮音とは、外部からの音を制御することです。

 遮音を実現するためには、以下のような方法や技術が使用されます。

  • 断熱層
  •  音は振動の形で伝わるため、遮音の一つの方法は、音の振動を吸収または反射することです。建物や部屋の壁に遮音材料を使用することで、外部からの音が内部に侵入するのを防ぐことができます。
  • 二重壁構造
  •  建物や部屋の壁を二重構造にすることで、外部からの音波の伝播を阻止することができます。内側と外側の壁の間に断熱材を詰めることで、遮音効果が高まります。
  • 密閉性
  •  部屋や建物の隙間やクラックを遮音材で塞ぐことで、外部からの音が侵入する隙間を減少させることができます。
  • 遮音窓
  •  特殊な遮音ガラスや窓枠の設計を使用して、窓からの音の侵入を防ぐことができます。
  • 遮音扉
  •  遮音性の高いドアやドア枠を使用することで、部屋への音の侵入を制御することができます。
  • 騒音源の遮断
  •  騒々しい機械や機器の音を遮断するために、遮音ボックスや遮音カバーを使用することがあります。

    吸音

     吸音とは、音響的な環境において音波の反射を減少させ、音の吸収を促すものです。吸音は、騒音だけでなく室内の響きやエコーを軽減する役割もはたしています。 音波は、物体に当たると反射、透過、吸収の3つの過程を経て振る舞います。吸音の原理は、音波の反射を減少させ、その代わりに音波のエネルギーを吸収することです。これによって、音響空間内の音の反射や反響が抑えられ、静かな環境が創出されます。

     具体的な方法として、以下のものがあげられます。

  • 吸音材料の使用
  •  吸音材料は、音波のエネルギーを吸収する能力を持っています。一般的な吸音材料には、吸音パネル、吸音フェルト、吸音スポンジ、吸音ファブリックなどがあります。これらの材料は、壁や天井に取り付けることで、音の吸収を高めます。
  • 多孔質構造
  •  吸音材料は通常多孔質構造を持っており、音波が材料内部に入り込むことでエネルギーを散逸させます。多孔質構造は、音波が振動を繰り返すためにエネルギーが減少する効果を持ちます。
  • 音波の長さと材料の厚さ
  •  吸音材料の効果は、使用される音波の波長と材料の厚さに影響されます。特定の周波数帯域に対して効果的な吸音材料を選択することが重要です。
  • 反射防止
  •  吸音材料を配置することで、反射面が少なくなります。これによって音波の反射が減少し、響きやエコーが軽減されます。
  • 音響設計
  •  室内のレイアウトや設計を工夫することで、吸音材料の効果を最大限に引き出すことができます。

    消音

     消音は、音を制御し消す仕組みのことで、次のような場面で使われます。

  • 音の発生源の制御
  •   騒音の消音には、まず騒音が発生する源を制御することが重要です。例えば、工場内の機械やエンジンの運転音、車両の排気音などが挙げられます。発生源の制御は、機械の適切な設計、遮音カバーや遮音ボックスの使用、振動絶縁などを通じて行われます。
  • 振動絶縁
  •  音は振動としても伝わるため、建物や構造物に振動が伝わるのを防ぐことが騒音制御に関連する重要な要素です。振動絶縁材料を使用することで、振動の伝播を減少させることができます。
  • ノイズキャンセリング
  •  ノイズキャンセリングは、逆位相の音波を発生させることによって、特定の周波数の騒音を相殺する手法です。これは、騒音源と同じ振動数の音波を逆位相で発生させることで、騒音を打ち消す効果を持ちます。



    自宅でできる防音

    防音対策の必要性

     外の車の音や工事の音など、大きい音や不快な音は生活に支障をきたしたりストレスとなって、怒りに繋がったりします。 また、近隣トラブルの元になる可能性があり健康被害にも繋がる恐れがあります。快適な睡眠、安らかな生活を送るには防音は不可欠です。

    防音アイテム

     防音には以下のようなアイテムがあります。これらは、ホームセンターやインターネット通販などで手に入れることができます。

  • 防音マット/カーペット
  • 防音シート/パネル
  • 遮音/隙間テープ
  • 吸音遮音パネル
  • ウレタン
  • 防音スリーブ
  • 防音ゴム
  • 防音マイク
  • 注意点

     上記で紹介した防音アイテムを使用しても、騒音を防げない場合があります。 そのとき、1人で解決しようとしないことが大切です。まずは近くの人に相談するなどし、場合によっては警察に行く必要が出てきます。 また、訴える場合は直接相手の苦情を入れるのではなく、第三者経由で注意喚起してもらうように促すとよいです。



    答え 音響設計



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