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 素人さんと玄人さんではこんなに違う。

 

 もし、あなたが突然カメラを渡されて「近所を撮ってきて下さい」と言われたらあなたはどんな写真を撮りますか?近所なんか特別撮る場所もないし…と思うかもしれません。でもよく見てみると、いろいろなものがあるはずです。 実際に、サイトを作るにあたって、メンバーの中で初めてカメラをさわる素人さんと、部活で撮り続けている玄人さんに学校の周りで写真を撮ってもらいました。私たちの通う学校の近くには、川や草木、住宅街があります。そして、草木には昆虫、住宅街には人はもちろん野良猫も見ることができます。このように、よく見ている風景でも、よく見てみるといろいろな被写体があります。近所を歩いて回るだけの散歩程度の写真の旅でしたが、その中で二人は何を撮ったのでしょうか。素人さんと玄人さんの写真を見比べてみましょう。
 
素人さんの作品
玄人さんの作品
 
 さて、どちらの写真をいいと思いましたか?素人さんの写真は見ていてパッとしなかったり、写真の色が暗かったりと、あまりいい写真とはいえません。さらに、はっきりとした被写体がないため、相手に写真のどの部分を見せたいのかがわかりにくく、写真全体がぼんやりした雰囲気になり、印象に残りません。それと比べて玄人さんは、写真の色が鮮やかで、惹きつけられる写真をしています。被写体も、「木」「花についたミツバチ」といったようにはっきりとしているため、どれが被写体なのかがよくわかり、相手に何を見せようとしているのかがよくわかります。これらの写真は同じカメラで撮影したので、カメラ自体の性能は一緒です。しかしこの違いは、センスや才能の差ではありません。カメラの設定や構図を変えるだけでがらりと印象が変わってしまうのがカメラの奥深さなのです。
 
 写真にすることで、その時あなたが感じた気持ちや、あなたの興味を引いたもの、綺麗だと思った景色を色褪せることなく自分の手元に残すことができます。 家族や友人、恋人との一生の思い出を、いつでも見られる形にして持っていることができるなんて、素敵だと思いませんか?そして、そんな魅力たっぷりの写真をあなたも撮ってみたいと思いませんか?写真で思い出を残すというのは素晴らしいことです。そんな、カメラで写真を撮るということを、もっと多くの人にやってみてほしいと思います。
 
  しかし、その感動を写真に表すのは簡単なことではありません。実は、素人さんが撮った被写体や風景はもっときれいでした。左の写真の木の葉は、もともとは真っ赤に染まっていて秋の訪れを感じさせるようなものでしたし、右の写真の川のまわりには、小さな黄色い花がたくさん咲いていました。ですが、素人さんはどちらの魅力も引き出すことができず、こののような写真になってしまいました。見ているものを綺麗に写すのが写真のはずなのに、不思議だとはおもいませんか?そして、玄人さんは素人さんと同じものを使い、同じ木の葉と花を撮影したはずなのに、その場をそのまま写したかのような綺麗な色です。むしろ、被写体以上の鮮やかさの写真になっています。
 
 
 では、どうしたら良い写真を撮ることができるのでしょうか?また、どのようにしたら失敗を回避することができるのでしょうか?その秘密はこのサイトを読めばわかります。読めばきっと写真を撮るということが今よりもさらに楽しくなります。それでは、写真についてもっと知っていきましょう。
 
               
   
     
   
       
   
   
   
   
   
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