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 ビビットは印象的な写真に!
 
 
 ビビットとは、日本語で「鮮やか」という意味です。つまり、コントラストと彩度を高く設定して撮った写真のことを言います。このテクニックを使えばくっきりとした色合いの写真になるので、メリハリのある写真を撮ることができます。写真のコントラストを上げると、黒色が引き締まりシャープな印象の写真になります。彩度、色の濃さを上げると色が派手になります。これらを理解していれば、今よりもっと鮮やかな写真を撮ることが可能です。
 
 この設定をする方法は使用するカメラによりますが、設定画面にピクチャーコントロールというものがあればそこで変えられます。また、自分でコントラストなどを調節しなくても、はじめからビビットという設定が存在するカメラもあるようです。
 
 この撮り方をする時のおすすめの被写体は夜景です。コントラストを上げることで夜の暗さと光の明るさが強調され、さらに彩度を上げて光の色を目立たせます。そうすることで、普通の設定で撮った時よりも色鮮やかで美しい光の移った写真になると思います。 しかし、ビビットには短所もあります。コントラストやサイドを上げすぎると、色飽和という現象が起きます。これは細かい部分の色がそろってしまうことで、これがおこることで平面的な写真になってしまいます。より現実に近い色合いの写真が撮りたい場合は、むやみにコントラストや彩度を上げるのはやめましょう。
 
               
   
     
   
       
   
   
   
   
   
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