従来型学習との違いについての解説ページ

従来型学習との違い

これまでの学び方は、教科ごとに知識を覚え、先生が出した問題に正しい答えを出すことが中心でした。つまり「正解は一つ」で、その答えにたどり着く力が重視されていました。この方法は基礎を身につけるには役立ちますが、現実の社会にある複雑な問題には対応しきれないことがあります。
 一方、STEAM教育では、いろいろな教科を組み合わせて学び、自分で問いをつくり、試行錯誤しながら答えを探すことを大切にします。ここでは「正解が一つとは限らない」ため、自由な発想や多様な解決方法が生まれます。

従来のとSTEAM教育の比較

従来の学びは、教科ごとの知識をしっかり覚えることが中心で、「知識を定着させること」が目的でした。一方、STEAM教育では、覚えた知識を実際の課題にどう活かすかを重視します。
 そのためSTEAM教育では、自分で課題を見つけたり、解決策を考えたり、創造的にアイデアを生み出す力が自然と育ちます。知識をただ覚えるだけでなく、「知識を使って新しい価値をつくる」ことを目指している点が大きな特徴です。こうした学び方こそが、21世紀に求められる力を育てる教育の重要なポイントになっています。

従来型の学びとSTEAM教育の違いを比較した図。従来は教科ごとに学び、正解が一つであるのに対し、STEAMでは教科を横断し、自分で問いを立て、複数の解決策を探ることを重視している。