データを活かす方法
より良くするためには、感覚や印象だけで判断するのではなく、数値や記録をもとに考えることがとても重要です。データがあることで、改善の根拠がはっきりします。
データとは?
STEAM教育で扱うデータは、数字だけではありません。子どもたちが 見た・測った・記録したものすべてがデータになります。重さ・速さ・耐久性・温度・音の大きさ・観察記録・写真や動画。つまり、学びの中で集めたあらゆる情報が改善の材料になる ということです。
データ活用の流れ
データを使ってより良い工夫を考えるためには、次のようなステップで整理していくと分かりやすくなります。
例:紙の橋ワーク実践ワーク:紙の橋の強さ実験はこちら
橋の形を変えた場合の例を挙げる次のようになります。
- パターンA:丸めた橋 → 耐荷重50g
- パターンB:三角補強 → 耐荷重110g
- パターンC:柱を追加 → 耐荷重170g
数値で比較すると、どの工夫が最も効果的だったかが一目でわかります。これにより、「次は柱をもっと増やしてみよう」「三角と柱を組み合わせたらどうなる?」といった改善の方向性が自然に生まれます。データをもとに改善することで、子どもたちは失敗を分析する力・次に活かす姿勢・科学的に考える習慣・論理的思考力・問題解決力・を身につけていきます。これはまさに科学的探究の基本であり、STEAM教育が未来に必要な力を育てる大きな理由のひとつです。