羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹(ふ)く
失敗にこりたあまり、用心深くなりすぎることのたとえ。
一網打尽(いちもうだじん)
一を聞いて十を知る
井(い)の中(なか)の蛙(かわず)、大海(たいかい)を知らず
あるグループを一度で全部つかまえること。
物事の少しを聞いただけで全般(ぜんぱん)を理解することのたとえ。
自分のまわりのせまい範囲だけでものを考えていること。
画竜点睛(がりょうてんせい)・画竜点睛を欠く
完璧(かんぺき)
管鮑(かんぽう)の交わり
最も重要なところに手を入れ、仕上げること。 「欠く」があると、肝心な部分が抜けているという意味。
非のうちどころが全くないこと。
無二(むに)の親友関係のこと。
杞憂(きゆう)
漁夫(ぎょふ)の利
つまらない心配のこと。
他人同士の争いに乗(じょう)じて、第三者(だいさんしゃ)が利益を得ること。
逆鱗(げきりん)に触れる
目上(めうえ)の人の怒りをかうこと。
五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
本質的(ほんしつてき)に差のないこと。
食指(しょくし)が動く
助長(じょちょう)
おいしそうなものを見て食べたくなること。
手助(てだす)けして伸ばすこと。
蛇足(だそく)
余計なもののこと。
朝三暮四(ちょうさんぼし)
目先(めさき)の違いにとらわれて、全体のことに気づかないこと。
虎(とら)の威(い)を借(か)る狐(きつね)
ほかの人の権力をかさに着て、威張(いば)る者のこと。
破竹(はちく)の勢い
どんどん勝ち進むこと。
百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)
発射した弾(たま)や矢、くじや占(うらな)いがすべてあたること。
刎頚(ふんけい)の交わり
その人のために首をはねられても後悔(こうかい)しないほど親しい友人関係のこと。
良薬(りょうやく)は口に苦し
心から注意してくれる言葉は、素直(すなお)に聞いたほうがよい。